こんにちは。女子大生マーケティング部2年の河野です。
いくら世の中がデジタル化していっても、やっぱり女子大生の勉強には「手で書くこと」「手でメモすること」はつきもので、筆記用具の選択は学生生活にとってすごく重要と言えます。
株式会社キングジムが2017年6月に20~49歳の400人の女性を対象に行った「プライベートで購入する文房具に関する意識調査」の調査結果を発表しています。
▼文房具を購入する際、価格以外で重視するポイントは何ですか?
・使いやすさ 77.8%
・デザイン 52.0%
・自分に合う大きさ/サイズ 31.3%
・かわいらしさ/女性らしさ 26.8%
「使いやすさを重視する」と答えた女性は4分の3を超えており、商品の機能性を購入の決め手とする方が多いようです。
では、毎日の勉強で筆記用具を使っている女子大生は、筆記用具の機能性についてどのように感じているのでしょうか?周りの女子大生たちに話を聞いてみました。
●女子大生の声
▼筆記用具を使っていて困ったことは?
・シャーペンの芯の本数が少ないこと。どの商品もだいたい20本しか入っていないが、間違いなく使うものだから、本数を増やした商品もつくってほしい。
・シャーペンの芯を出すときに、1本でいいのに一気に出てくること。取り出す口が少し広く、少なくとも2、3本出てきてしまうので、1本ずつ出てくる構造の方が助かる。
・シャーペンの芯を取り出すときに、手が黒くなること。手が黒くならないようなコーティングなどがされていると、手が黒くならなくて嬉しい。
・マーカーの匂いがきついこと。特に油性のマーカーは、極力使うのを避けたくなる。
・ペンのインクが出なくなること。水性の五色ボールペンなどで、残量を確認するとまだインクが残っているに、突然つかなくなることがある。
・ペンの残りのインク量が見えないこと。単色の油性ボールペンは残りインク量が見えないため、急にインクが切れて困ったことがある。
よく使うものだけに、シャーペンに関する悩みが最も多い様子。集中して勉強している時に、芯の不具合や取り替えなどにちょっとでも時間を取られることがストレスになっているようです。
女子大生の文房具へのニーズは、高い機能性よりも、勉強への集中力を途切れさせないでほしいというストレスのない構造なのかもしれません。