こんにちは。女子大生マーケティング部4年の井村です。
新型コロナウイルスに伴う外出自粛に伴い、自炊をする機会が増えました。自宅で料理をする時に役立つのが、レシピサイトです。
株式会社ドゥ・ハウスが2019年7月に20〜60代の男女1,000人に対して行った「レシピサイトに関するアンケート」の調査結果を発表しています。
▼レシピサイトを利用する理由
・新しいメニュー開発のため 59.4%
・毎日の献立の参考にするため 45.4%
・レパートリーの数を増やすため 40.8%
・料理の基本を学ぶため(切り方・下ごしらえ等) 19.4%
・節約のため 8%
・美容・ダイエットのため 4%
毎日の食事の献立決めの悩んでいることや、料理の内容に飽きないようバリエーションを増やしたいことに対して、レシピサイトを活用していることが読み取れます。
また、「毎日の献立の参考にするため」は女性は50.2%、男性は37.2%。「料理の基本を学ぶため」は女性は14.8%、男性は24.1%となっており、多くの家庭で食事を作ることを女性が担っていることが分かります。
自炊の機会が増えている女子大生たちは「レシピサイト」を使うにあたってどういう意見を持っているのでしょうか。周囲の女子大生に意見を聞いてみました。
●女子大生の声
▼「レシピサイト」を見ながら料理を作っているときに手間取ったり、不満に思ったりしたことは?
・どれが一番美味しいと支持されているレシピなのかを探すこと。「つくれぽ」のように実際にどれだけの人がそのレシピを支持しているのかが分からないと、本当に美味しいのか確信を持てない。
・料理の過程1回ごとに画像がないこと。1回1回細かく画像を載っていないと、自分の作っているものがこの状態でいいのかがわからず不安。
・レシピの材料をいちいち測るのは面倒なこと。材料として野菜や卵など時々キログラムで表示されているが、それぞれの食材のおおよその重さも検討がつかない。大体1株の半分とか、1束とかわかりやすく表記してもらえると助かる。
・どれくらいの日数保存が効くのか記載がないこと。一人暮らしではお店に売られているコスパの良い食材を多めに買うことが多く、一度にたくさん作りがち。作り置きをするのに、わざわざ保存期間を調べるのは面倒。
レシピサイトは日々進化して、いろいろな情報が記載されて便利になっていますが、女子大生の声の中には、実際に作る前の材料をそろえる段階や作った後の日持ちや保存方法など、まだまだ必要としている情報や表現が隠れているようです。
レシピサイトの充実が、さらに女子大生世代の料理への興味を後押しし、食材や調味料などの購入などの経済効果につながっていくのではないでしょうか。