こんにちは、女子大生マーケティング部2年の加古です。
夏になると冷房がどこに行っても効いていますよね。適度な温度なら快適だと思いますが、時折キンキンに冷えている場所があり、長袖を着込む思いをしたことがあります。
ショップジャパンが2019年5月に全国20〜50歳の男女600名(働いている人、既婚者)に実施した夏場のエアコン温度の男女差に関する調査の結果を発表しています。
▼夏場のオフィスを快適だと感じない理由をお答えください。
○男性
・とても暑い 19.3%
・やや暑い 52.8%
・やや寒い 22.4%
・とても寒い 5.6%
○女性
・とても暑い 17.2%
・やや暑い 33.1%
・やや寒い 37.4%
・とても寒い 12.3%
男性の72.1%が「暑い」
女性の49.7%が「寒い」
と答えており、男女での体感温度差が明らかに。
周囲の女子大生にも、冷房で寒いと感じたことはあるか聞いてみました。
●女子大生たちの声
▼ 冷房で寒いと感じたことはありますか?それはどこですか?またその理由も教えて欲しいです。
・電車の中。外気が定期的に入ってきてしまうため、設定温度が低く設定されていると思われるが、外が暑いので薄着で電車に乗ると、汗が冷えてしまう。また、場所によっては、冷房が均等にきいていなくて、扇風機が直接当たってしまい、風邪をひきそうになる。
・通学で使うシャトルバス。隣の席が男性だと、冷房を強くする人がいて寒い。男性は女性が寒く感じていることに気が付いていない人が多い。
・冷房はどこも寒く感じるが、特に学校。男女同じ教室で生活してるから仕方ないとは思うが、体にも地球にも悪いと思う。服装である程度解決できるからそれは仕方ないと思うが、それよりも環境の方が気になってしまう。
暑い→エアコンつける→室外機の熱風とCO2の排出→さらに暑くなる→エアコンの温度下げる
という悪循環が、このままじゃ人間、エアコンのあるところでしか生活できなくなるのではと心配になる。
私もエアコンがないと生活できないけど、みんなカーディガン羽織ってるのにギンギンに冷えてるのは本末転倒。ちょこちょこ温度確認するのがいいかなと思う。
あと、生理とかそういうので本当に冷やしちゃいけない人もいるから、そういうところはみんなが気を使えるようになるといいと思う。
建物の作りを変えれば解決できるような面もあるなら、そういう風に社会が変わっていくのも大切なのでは。
・電車。冷たい風が直接当たるから。特に満員電車で風が当たる場所になってしまうと、ずっと当たるから寒い。あと飲食店は大体冷房がすごく効いてるから寒い。しかし快適にご飯を食べるためには温度が低いのは仕方がないのかもしれない。
・家の中。私の普段座ってる席は冷房が直で当たるが、場所を変えることができないので諦めている。
・学校の図書館のパソコン室。パソコンがたくさんあって、暑くなるから冷房かけてくれるんだろうけど効きすぎの時がある。
また、寝るときにエアコンのタイマーを設定するの忘れてしまうことがよくあり、朝起きると寒い思いをすることがある。
・大学の教室の中。教室によってはすごい寒かったり暑かったりして、外は暑いから半袖だけで来てしまった時は鳥肌がすごく立つ。
・スーパーの食料品売り場。食べ物の鮮度を保つためにはしょうがないと思うが、寒すぎてじっくり選ぶことができない所もある。最近は、ガラスケースの中に商品が入っている所があり、余計な所まで冷やす必要がなく、その方が女性にも環境にもいいと思う。
・塾。暑いと勉強に集中できないため、冷やしていると思う。しかし、男子が多いと寒いと意見することもできず、逆に寒さで集中できないこともあった。
・大学。温度設定が教室ごとにできないからどうしようもなくて困る。環境を考えて全教室の温度を統一していると聞いたことがある。
ほとんどの女子大生が、日常的に冷房で寒さを感じているものの、周囲にはあまり相談せずに自分で体温を調整しているようでした。
男性と女性では元々の体温が違うこともあり、冷房の設定温度を男性側に合わせてしまうと女性側はどうしても寒く感じてしまいます。私もカフェで長時間座っていると、足元が氷のように冷えてしまい、長居するのをやめようと思ったことがあります。
寒さを我慢するのは「冷えは万病のもと」というように、身体に良いことではありません。女性にとって優しい設定温度の場所が増えることを望みます。