みなさんこんにちは、女子大生マーケティング部4年の市川です。
私の髪の毛はとてもくせ毛なので、梅雨が始まる前に美容院に駆け込んだのですが、そんな時には、ネットでどんなクチコミがあるのかを確認してしまいました。
2019年6月1日の朝日新聞の「be between 読者とつくる」のコーナーでは、1672人に対して行なった「ネットの口コミ」に関する調査結果を掲載しています。
▼ネットの口コミを重視する、その分野は? (複数回答)
1位:ホテル・旅館 542人
2位:グルメ・飲食店 473人
3位:家電 400人
4位:病院・医療機関 254人
5位:旅行・観光地 253人
6位:食品(飲料・食料) 212人
7位:日用品 188人
8位:本 171人
同調査では「ネットの口コミを重視しますか?」という問いに対して「はい」が46%、「いいえ」が54%。上のデータは、そのうち「はい」の人に対して尋ねたアンケートだそうです。最も多かったものが「ホテル・旅館」、次いで「グルメ・飲食店」となりました。
せっかくお金や時間を使うものには、なるべく失敗はしたくないもの。女子大生にもネットのクチコミに頼る学生は多くいます。私の周囲の女子大生に、クチコミをどのように利用しているのかを尋ねてみました。
●女子大生の声
▼クチコミをどのように利用していますか?
・高評価より低評価の内容を見てしまう。
・メルカリなどのフリマアプリを使う時には口コミを絶対見ていた。信頼できるかどうかの判断軸がそこしかない気がするので。
・デパコスを買う時は、ネットの口コミも重視するが、女子大生の友達やモデルをしている子に、コスメについて聞いている。
・1つのサイトだけを見て比較するようにしている。
・星の数や評価数より、コメントの数、コメントの内容を5ページぐらい見る。
・主に口コミサイトを使うのは、病院に行く時、化粧品を買う時。
女子大生は生活や趣味に使えるお金も限られています。だからお金を使うのに無駄にならないためには、信頼できる口コミなのかどうかをなんとか見抜こうと苦慮しています。
女子大生にとって、「良いものは使いたい、買いたい」というよりかは、「悪いものは使いたくない、買いたくない」という判断のほうが重要で、その判断に口コミは欠かせないもののようです。