こんにちは!女子大生マーケティング部2年の大野です。私は大学で環境について学ぶ機会が多いので、自然とエコ商品やエコ容器には目が行ってしまうのですが、周りの人はそうではないようですね・・・3月30日の日経MJは、20~60歳1500人に実施した、エコに関するアンケート結果を発表しています。
▼商品やサービスを購入する際、エコを意識するほうですか?
普段から意識している 19.1%
ときどき意識することがある 59.9%
めったに意識しない 16.4%
全く意識しない 4.6%
最近はシャンプーだけでなく化粧水などにも詰め替え商品が。
エコをときどき意識する人は合わせて6割ほどで、関心が薄いものではないようです。しかし女子大生は、実際に物を買う時にどのくらいエコ商品を買っているのでしょうか。一人暮らしをしている女子大生に、最近買ったエコ商品を聞いてみました。
・お弁当に入れるシリコン素材のカップや、汁ものが入れられるケース。何度も使えるし、なにより便利だから。
・ラップの代わりになるふた。密閉もちゃんとできて、繰り返し洗って使えるので、ラップいらずで済む。
・ペンのインクの詰め替え。3色ボールペンは筆箱に入れても邪魔にならないし、よく使う色を選べるのは便利。インクがすぐきれるので、しょっちゅう買う。
・シャンプー・コンディショナーやボディソープは詰め替え用を買う。ゴミが大きくならないので。
・洗濯用の粉洗剤。紙の箱なので捨てやすいし、「環境に配慮した~」とか書いてあったので。
実際にエコを意識して商品を買っている女子大生は少ないようです。日用品などはとにかく便利かどうか、安いかどうかを見て買うので、エコかどうか見ていない、という人も多くいました。お弁当女子は「シリコン素材」のグッズがやはり流行のよう。「エコだからといっておしゃれ心は捨てられない」という人は、かわいいシリコンカップにおかずを詰めていました。
インタビューを聞いて、一人暮らしの女子大生は節約をしたりもしているせいか、「環境に配慮」しているかどうかよりも、簡単につぶせるペットボトルなど自分のごみを減らせるかといった、自分に関わる身近なエコの方が意識を高く維持できる気がします。「従来品より○円お得!」や「他製品より薄いのでごみが○g減ります!」といった表示が目を引くかもしれません。