こんにちは。女子大生マーケティング部3年の行時です。
雑誌「an・an」2月号では、2010年に発売された本について次のような結果が発表されていました。
▼ホレた装丁の本はこれ!
・「パラパラブックス シリーズ」(もうひとつの研究所著)
・「俺俺」(星野智幸著)
・「ピストルズ」(阿部和重著)
・「小さいおうち」(中島京子著)
・「もぎりよ今夜も有難う」(片桐はいり著)
私が2010年一番好きだった装丁はこの本。
書店に並んでいる数多くの本の中でも、やはり見た目にインパクトのある本は注目されやすいようです。今回は、よく本を買うという周りの女子大生に、本の装丁について聞いてみました。
・見た目に惹かれて本を買ってしまうことが結構ある。最初の印象はすごく大切だと思う
・気にいった装丁のものは、購入する際カバーをかけてもらわない。電車で読んでいても、お洒落に見えそうだから
・部屋の本棚にあるところを想像して楽しくなるような本は、やっぱり図書館で買うのではなく自分で購入しようと思える
・むしろ、ほとんど見た目だけで本を買っているところがある。でも、帯はそれより重要で、そこを見て買うかどうか決めることも多い
今回話を聞いた女子大生全員が、本の装丁が重要であると答えてくれました。「CDと同じで、本もジャケ買いする」という意見もよく聞かれ、ぱっと見た印象で買うか買わないかを直感的に選んでいる人も多いようです。さらには「気にいった装丁の本は、インテリアの一部として飾る」という人もおり、もはや読むものの域を超えている様子。こんなところにも、新しい本の形があるようです。