こんにちは、女子大生マーケティング部4年の飯塚です。お盆の帰省や各地のお祭りで盛り上がっているようですね。私の妹は大学受験を控えているため、お盆など関係なく毎日塾に通っていました。私も色々と、大学選びに関するアドバイスを求められています。毎日コミュニケーションズが「女子高生未来応援プロジェクト」というキャッチフレーズで発行しているフリーマガジン・オトナ*ラボには、こんなランキングが発表されています。
▼(進路選択に関し、先輩からの話として)リアルに役立ったアドバイスBEST3
1位:希望進路先の情報(キャンパスの雰囲気や他校との違いなど)
2位:部活と受験勉強の両立方法
3位:社会に出たときに必要な知識や考え方
1位には各大学に関する学生視点での情報がランクインしています。私は地方の高校出身で卒業生は全国の大学へ進学するため、志望校の先輩を見付けること自体考えられませんでした。しかし、大学に関する情報は、各大学から出されているパンフレットやHPでは足りないと感じた部分もたくさんありました。実際に入学後に「こんな特徴もあったのか…」と気付いたことも。そこで今回は女子大生に、大学受験や入学前にもっと知っておきたかった情報は何か、尋ねてみました。
情報はたくさんあるけれど・・・
・ゼミの種類と活動内容、選抜の有無。
・サークルの種類や活動内容。「インカレ」というものがあること自体知らなかった。「飲みサー」や「コネサー」があるとは知らなかった。
・学部の選択が将来の職業にどう関わるか。学部に関係なく自分で切り開けるところも多かったので。
・学生団体なんかの外部の活動があることを知っていれば、学部選択は好きなことを優先しても良かったかも。
・将来やりたいことがわからず、大学や学部を考える際に困った。現役の大学生が「その大学を選んだ理由」を公表すれば良いのでは。
・オープンキャンパスは貴重な場だった。重なって行けなかったところも多いので、もっと日程を増やして欲しかった。秋冬にも公開授業をやって欲しい。
・最寄り駅付近のアパートを選んだが、他の駅からも自転車を使えば行けることがわかり、そちらの方がずっと安かった。地方出身なのでどこが安いかなど全くわからなかった。
・仕送りのことや生活面のことで親ともめた。具体的にそれらが見えるようなアンケート結果などを載せて欲しかった。
主に「大学を選ぶ際の規準」と「実際の学生生活について」の二つに分けられそうですね。前者は卒業後の進路や勉強内容を含み、それ以外にも案外様々な選択基準があることを知りました。受験情報誌の合格体験記などでは目標校が初めから決まっているパターンが多いように感じましたが、どうしてその大学を選んだのかも書かれていれば、受験生はより身近に感じられそうですね。
また、オープンキャンパスは夏休みに行われることが多いため、実際の授業や現役の学生を見ることができないという意見もありました。オープンキャンパスで大学生に相談するブースを設けたり、学生が企画し作成した大学紹介のHPを公開したりすれば、大学生活についてより具体的に思い描くことができそうですね。