こんにちは。先日、京都へ旅行に行ったのですが、訪れるまで世界遺産であることを知らなかった所がいくつかありました。女子大生マーケティング部3年の飯塚です。
海外旅行で観光地を訪れる際、世界遺産に行ったという話をよく耳にします。ですが意外と、国内の世界遺産についてあまり詳しくない人もいるのではないでしょうか。メトロガイドにはこんなランキングを紹介されていました。(メトロガイド12月号より メトロガイド×goo Research共同調査 回答数1025)
▼日本の世界遺産としてはじめに思い当たるのはどこですか?
1位:屋久島(34.7%)
2位:原爆ドーム(8.8%)
3位:知床(8.4%)
4位:白神山地(8.3%)
5位:法隆寺地域の仏教建造物(7.3%)
6位:厳島神社(6.0%)
7位:姫路城(5.9%)
8位:古都京都の文化財(5.0%)
屋久島がぶっちぎりで1位になっていますが、2位以下は全て10パーセント未満という結果になっています。私の周りの女子大生で国内の世界遺産を訪れたことがある人はたくさんいますが、「世界遺産だから」という理由の人はほとんど見られませんでした。以前「女子大生と、世界遺産。」の中では海外の世界遺産巡りについて書かれていたので、今回は国内の世界遺産のイメージを女子大生に聞いてみました。
私が大好きな京都天龍寺の庭園。天龍寺も世界文化遺産のひとつです!
・観光客が多く、混んでいてゆっくり見られない気が。外国人観光客が多いイメージ。
・商業的な匂いがするのであまり行きたくはない。
・外国人の友人に日本のことを聞かれるうちに逆に興味を持ち、行ってみたいと思うようになった。
・やはり世界遺産に登録されるだけの理由がそれぞれにあると思うので、せっかくだから見ておきたいとは感じる。
・自然が守られているので、他の観光地と違って神聖で神秘的なイメージ。
あまり良くないイメージを持っている人の中には観光旅行自体あまり好きではないという人もいるようです。確かに、せっかくの自然や歴史が守られた世界遺産でも、人が多くて騒がしくゆっくりと見ていられない雰囲気では期待外れになってしまうかもしれません。学生は長期休みや平日の休みもあり、それを利用して旅行に出掛けるという人も多いので、閑散期の旅行プランや観光の宣伝などが出されたら魅力を感じるかもしれません。
また、「海外の人に紹介したい」「行ってみたい」と感じていても、どこが世界遺産なのか実はわかっていないという人も何人かいました。私の周りでは「日本三景」の方が有名であるようにも感じられました。ガイドブックや周辺のお店などで、世界遺産であることを日本人に向けてもアピールしたら、国内の世界遺産がもう少し身近な存在になるかもしれませんね。