二年半のバイトで握り続けた数は星の数・・・自称おにぎりのスペシャリスト、女子大生マーケティング部の久保山です♪
一時代前にワインのスペシャリストである「ソムリエ」がブームとなり、最近では野菜のスペシャリストである野菜ソムリエ(正式にはベジタブル&フルーツマイスター)という資格もよく耳にするようになりました。
しかしこの◯◯ソムリエというのは何もこれだけに留まらず、色んな種類のソムリエ・マイスター資格が存在するようです。ここでその一部をご紹介。(個人的にはおにぎりマイスターなんて資格が欲しいところ・・・)
◯温泉ソムリエ/温泉ソムリエ協会
ー「正しい入浴法」と「温泉の魅力」を伝えるのが目的。1泊2日程度で、温泉や入浴法に関する講座受講と、妙高高原温泉郷のそれぞれ異なる泉質を入浴体験するツアーにより認定。
◯調味料マイスター/日本調味料マイスター協会
ー調味料の効果、旬、食材にあった調味料に精通し、調味料の魅力を楽しく・分かり易く語れる人材の育成を目指す。数日間の講義を受け、修了試験合格で認定。
◯おさかなマイスター/日本おさかなマイスター協会
ー築地で、旬・栄養・産地・漁法・目利き・調理・取扱方法など、魚介類に関する幅広い知識を講座形式で学習。また「食べ比べ(比較“さしみ”論)」も行われ、味の違いも学ぶことで、さかなの「語り部」「伝道師」の育成を図る。
◯世界のお茶マイスター/ ルピシアティースクール
ー紅茶、緑茶、烏龍茶など世界のお茶全般について学び、いれ方や表現力など実用的で専門的な知識を得ることで、多くの人にお茶のご紹介ができるプレゼンテーション能力が身に付く。お茶の魅力を伝えていく方を養成することが目的。
◯ケータイソムリエ/総務省
料金プランなどの携帯電話サービスに詳しい販売員に、業務上の知識を有していることを認定等するために、民間団体が実施する検定試験に対して総務省が後援。
などなど。消費者であったり、または販売員や製造者であったりと、受講者の対象はさまざまなものの、「もっと理解を深め、他の人に魅力を伝えてほしい」という主催団体の思いが共通してあるようです。つい「◯◯ソムリエ」、「◯◯マイスター」なんて称号に憧れて、色んなマイスター資格を取りたくなっちゃいます。
温泉好きな私としては、温泉ソムリエがかなり気になる!!
とは言え人々がこのようなマイスタ―資格に注目する理由は、「スペシャリストを目指す!」というより、「普段なかなか知り得ないことを楽しみながら色々な方向から学べる」という点にあるのでしょう。また学ぶことを通して、体験しながら役立つ情報が手に入るというのも、参加者にとって大変嬉しいのではないでしょうか。そんな一日講習会のようなマイスター資格企画が、多岐の業界・種類に渡って展開してくれることを期待しています。