女子大生マーケティング部の増井です。
平成18年版「国民生活白書」によると、大卒生が新卒後3年以内に会社を辞めた割合は34.7%、つまり3割以上にもなるそうです。それが問題視され、「合う企業が見つかる!」といった謳い文句の就活支援イベントなども多く開催されています。
「就職ジャーナル」(5・6月号)の記事によると、就職活動生413人中、入社時に「できれば新卒で入社した会社でずっと働きたい」という人は37.1%。そして、社会人1~3年目になると、「できればずっと働き続けたい」と答えたのは更に少ない25.2%(500人中)だとか。
また、入社時から既に「自分のキャリアを優先し、転職もいとわない」(27.2%)、「いずれは独立して仕事がしたい」(6.1%)、「結婚・出産など環境の変化に合わせて転職や退職を考えたい」(16.3%)、「自分に合わなそうな部分や納得していない点があるので、いずれは転職したい」(13.3%)なんていう意見も。
もしもし。辞めます。
社会人1~3年目で「自分に合わない部分や不満がある(あった)」人の、「”辞めたい&辞めた”理由」(複数回答)は…
▼社会人1~3年目の社会人が会社を辞めたい理由
1位 仕事内容が面白くないから・やりがいを感じないから(51.9%)
2位 給料が希望より少ないから(48.1%)
3位 勤務時間が長かったり、休日が少なかったりするから(44.0%)
4位 成長できないと感じるから(41.9%)
5位 良い上司に恵まれていないから(38.4%)
「仕事の醍醐味なんてずっと働いてみないと分からないのに」と嘆く年配の社会人の方も多いと思いますが、その大切さをもっと若い世代に伝えていけるPR方法を、もっともっと分かりやすく伝わりやすく工夫しなければならない時代なのかもしれませんね。