こんにちは。女子大生マーケティング部2年の多賀です。
「女子大生の、スマホレポート」をご覧いただくと分かるように、女子大生にとってはSNSは誰でも当たり前に使っているもの。ただ、SNSにはいろいろなトラブルもつきものです。
ニフティが2020年7月に全国22,276人に対して行なった「子どものSNS利用に関するアンケート」の調査結果を発表しています。
▼SNSでお子さんが経験したのはどのようなトラブルでしたか?
・ネット上のいじめの加害者または被害者になった 34.3%
・詐欺メールや詐欺サイトに騙されそうになった、騙された 28.3%
・親の許可なく課金をした 25.5%
・知らない人から会おうと誘われた、会った 18.5%
・個人情報や顔写真をアップした 15.4%
・有害なサイトを閲覧した 14.7%
・著作権侵害に当たる投稿やダウンロードを行なった 4.2%
・その他 7.0%
ネット上のいじめに関しては3割強、詐欺に遭ったという人は3割弱もおり、かなり多くの方が何らかのトラブルに遭っている様子が分かります。
物心ついた頃からSNSを日常的に使っているスマホネイティブの女子大生たちは、SNSとどのように付き合っているのでしょうか。
実際にSNS上で遭遇した出来事や不安に感じたこと、それに対しての対策等について、女子大生に聞いてみました。
●女子大生の声
▼SNS上で遭ったトラブルは? またSNSでの対策は?
・有害なサイトなのか分からずにアクセスしてしまいトラブルに巻き込まれた。どのように見分けたら良いのか、チェックリストなどを用いてわかりやすく知りたい。
・性別問わずSNS上で出会った人と仲良くなったが、学校などで出会った友達と違い、親にはその人のことを話し辛い。
・SNS上での友達は、実際の友達に比べて会う機会が少なく相手のことをよく知らないため、自身も不安を感じる部分がある。もっと相手のことをよく知ることができる機能が欲しい。
・共通の趣味を持つ友人を見つけ、やり取りをするために個人情報を交換したが、詐欺被害に遭った。SNS上で出会った人と個人情報の交換をするのはやめ、フリマサイトでの取引に変えた。
・自身のSNSに載せていた写真が他サイトに無断転載されていた。アカウントを非公開にし、知り合い以外は非公開になるよう設定した。
・公開アカウントにしていると企業案件を依頼してもらえることなどがあるので、非公開にする決心がつかず、どのように対処すれば良いか未だに悩んでいる。
実際に詐欺やトラブルに巻き込まれたという女子大生も多く見られました。それでもSNSは情報源や発信源としてはとても有用なツールなので、有用と危険の間でどう使うのが最適なのか、悩んでいる女子大生が多くいることが分かります。
SNSの数多くツールは数多くあれど、まだまだ「女子大生が安心して使える」というまでには至っていない様子。SNSツールやSNSを使ったプロモーションは、「どれだけ安心なのか」という部分がいっそう重要になりそうです。