こんにちは、女子大生マーケティング部3年の林です。
2020年7月1日からプラスチック製買い物袋の有料化がスタートしましたね。それに伴い、消費者の行動と意識に変化が表れているようです。
株式会社マクロミルは2020年2月に全国20〜69歳の男女会員に対して行った「レジ袋有料化」の意識調査の結果を発表しています。
▼レジ袋有料化がスタートした後の行動
・エコバッグを持ち歩く 82.0%
・レジ袋を再利用する 38.1%
・これまで使っていたバッグやリュックで代用する 26.5%
・有料のレジ袋を利用する 12.7%
・大きめのバッグやリュックを新しく購入して持ち歩く 7.1%
・ネット通販などでの頻度を増やす 6.2%
この調査では、レジ袋有料化に賛成という人は全体で63.2%で、20代の女性に限ると68.4%と、レジ袋の有料化に理解を示している若い女性が多いことが分かります。
賛成派の理由には「プラスチックごみを削減できる」といった環境への配慮を挙げた人が多く、繰り返し使えるエコバッグを持ち歩くという人が82.0%と、最も多い結果に。有料のレジ袋を利用するという方も1割以上いますが、それぞれに工夫を凝らしているようです。
文房具やメイク用品、また一人暮らしの学生は食材と、女子大生たちも何かと常に買い物をします。そんな女子大生たちはエコバッグを利用するにあたり、どんな悩みを持っているのでしょうか。周囲の女子大生に聞いてみました。
●女子大生の声
▼今使用しているエコバッグに対して感じていることは何ですか?
・安くてデザインが気に入りエコバッグを購入したものの、しばらく使ってみると、特定の服にしか合わないことに気づいた。
・機能もデザインにも満足してエコバッグを購入したが、レジ袋をもらえると思ってしまい、エコバッグを持っていく習慣がなかったので忘れがちになる。スーパー以外のコンビニや雑貨屋さんなどは特に。ストラップ付属のものがあるといい。
・忘れやすいので、普段のバッグと一体になっているものがあるといい。
・頑丈のもので、飲料を買った時や雨、洗濯で濡れてもすぐに乾区ので、気に入っている。財布やスマホが一緒に入ればいいのに。
・夏用のカバンとしても使える麻の素材のエコバッグを購入。マチがあるのはいいけど、硬い素材で折りたためなくかさばる。
エコバッグを購入する際、重要視する点で最も多かったのは「デザイン」でした。特に普段使いできるということ、周りから見てエコバッグだと思われたくない、という声が多数挙がりました。
エコバッグのデザインというと、そのバッグ単体の色彩や形だけで考えがちですが、日々の服装に合うような「普段使いができるデザイン」が、忙しい女子たちの支持を集めそうです。