こんにちは。最近、メディアで紹介されている『フリー〈無料〉からお金を生みだす新戦略』という本が気になっています。確かに昔に比べて、最近は無料サービスって増えましたよね。今回はこんなランキングに注
目しました。(日経新聞より、対象は全国成人1,032人)
▼無料サービス、1年前より使う回数は?
・増えた(41%)
・変わらない(58%)
・減った(1%)
▼「利用回数が増えた」「無料にかえた」というものは?
・ATMの引き出し手数料無料(38%)
・飲料店のおかわり無料やコーヒー1杯無料(26%)
・クレジットカードの年会費無料(25%)
・公共図書館などの本やDVDの無料レンタル(20%)
・化粧品の無料サンプル(20%)
当たり前すぎて気付かなかったのですが、「公共図書館などの本やDVDの無料レンタル」も確かに無料サービスですね。ハッとしました。私も『NEWSWEEK』などの週刊誌は、大学の図書館でまとめて読んでいます。それでは、周囲の女子大生に無料サービスとして活用していること、ものについて聞いてみました。
私の場合、普通にポイントを貯めるサービスは長続きしません
・お金を下ろす際は必ず、手数料無料の時間にATMを利用する
・スターバックスでの新作の試飲サービス。最近、桜もち味を試した
・ティッシュ。購入したティッシュとはまた別に鞄の中に入れておく
・パソコンのメールアドレス。普段用と就職活動用で使い分けしている
・無料お試しコミック。知らない漫画でもダウンロードしてみたりする
・乗り換え案内。有料サービスもあるけど、無料で十分
・天気予報のメルマガ。毎朝定時に送られてくるので、起きがけにチェック
・ミスタードーナッツのカフェオレおかわり無料。友達と長話をする際に利用
・オルビスは通販でも店頭でもサンプルをくれるので、気軽に貰いやすい
・東京ガールズコレクションのようなイベント。サンプルを大量に配布されるので、それも目当てで行ったりする
・シダックスは参加メンバーの中に誕生日前後の人がいて、事前に予約しておくと、ワンホールケーキとシャンパンの無料サービスがあるのが嬉しい
「女子大生と、街頭配布。」や「女子大生とサンプル。」でも、女子大生がうまく無料サービスを活用している姿が紹介されていますが、無料だから嬉しいもの、無料サービスが良かったのでリピートしていることがあるようです。私は先日、トイレにストッキングを置いてある居酒屋と出会ったのですが、一緒にいた友人と「女性店員が気付いたのかな?お客の声を実現化したのかな?」と盛り上がりました。無料サービスが画一化する中で、お客の心を掴む無料サービスはまだまだあるのかもしれません。
逆に、無料サービスだったことが、最近課金制になった例もあります。代表例としては、ANAの国内無料飲み物サービスの打ち切りがありますね。「女子大生と、敏感肌。」ではサンプルについて、自分で欲しい量やスキンケア用品を選ぶことのできる量り売りのような形式があると嬉しいと書きました。今ある無料サービスの中でも、もっとお客様に喜ばれる無料サービスを探す一方で、このサービスはむしろ必要とされていないという見直しをすることも大切かもしれませんね。