こんにちは、女子大生マーケティング部4年の井村です。
暑い季節になると海や山と屋外のレジャーも盛りだくさんですが、女子にとっては紫外線対策などお肌のケアも気になる季節です。
株式会社ファンケルが2020年3月に、一都三県に在住の20~30代の女性1.032人に対して行なった「直近2~3か月間のご自身の肌」に関する調査の結果を発表しています。
▼ここ2~3か月に経験した肌荒れはどのようなものか?
・ニキビ・吹き出物 75%
・かさつき 50%
・肌の赤身 35%
「直近2~3か月に肌荒れを経験したか?」という質問に「経験した」と答えた女性は71%、その中の実に4分の3もの女性がニキビや吹き出物、半数もの女性が肌のかさつきを経験しているようです。
では女子大生は実際スキンケア商品をどのように使っているのでしょうか。周囲の女子大生に聞いてみました。
●女子大生の声
▼スキンケア商品を普段どのように選んだり使ったりしていますか? また不便なことはありますか?
・化粧水は大容量のものを選ぶ。1回にパシャパシャとたくさん使うから。一度ににたくさん使うにはプッシュタイプのが一番使いやすい。少しずつしか出せないタイプのものは、先っぽの部分だけプッシュタイプに替えて使っている。
・スプレータイプのものしか選ばない。清潔感が気になり、液体を手に取って顔に直接つけるのに抵抗があるから。
・乳液は蓋をずっと開けたままにしている。乳液にはスプレータイプのものがなく、蓋つきのものを使用してるが、化粧水などで濡れた手で蓋を触ると蓋がべたつくから。
・片手で蓋を開け閉めできるものを選ぶ。キャップをくるくる閉めるタイプだと必然的に両手を使わなければならず、蓋がべたついて清潔感を保てないから。
・コットンではなく、手を使う。コットンだとスキンケア商品を余分に使ってしまっている気がしてもったいないから。高価な商品だと、特に手で使いたい。
・乳液などの保湿クリームを塗った後、顔がてかてかするのが嫌。保湿するためには仕方ないと思うものの、てかてかしないものがあれば助かる。
特に、顔に触ることやスキンケア商品のノズルの部分など「手で触れる部分のこと」について多くの意見が集まりました。デリケートな顔の肌に直接触れるので「清潔感」が気になり、いかに手を触れないか、いかに手できれいに触るか、といったことに改善点を求めている女子大生が多いようです。
手で触る部分にいかに「清潔感」をイメージさせるか、それが今後の商品のヒットにつながるのではないでしょうか。