こんにちは、女子大生マーケティング部の鈴木です。
新型コロナウイルスの影響を受け、外出を控え、家で過ごす時間がふえましたね。大学ではオンライン授業が始まっているようです。
さて、以下は株式会社エドベック特別警戒都道府県(*1)にお住いの子どもを持つ保護者443名に対し、休校による授業時数の補完、オンライン授業の受講状況に関して調査を行った結果です。
(*1)調査開始時点(2020/05/7)で指定されていた東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、大阪府、兵庫県、福岡県、北海道、茨城県、石川県、岐阜県、愛知県、京都府の13都道府県が対象。
▼お子様がオンライン授業を受けて、心配なこと・困ったことは何ですか?(3つまで)
・現在の学習の習熟度、理解度、達成度が言えにくい 41.8%
・授業学習震度の遅れ 38.8%
・授業に集中していないできていない 33.0%
・学習意欲が上がらない 29.6%
・お友達とのコミュニケーション機会が減る 21.0%
多くの保護者が授業の進捗状況が確認できないこと、進み具合を心配していることがうかがえます。
大学でもオンライン授業が開始されました。どう思っているのかを女子大生に聞いてみました。
●女子大生達の声
▼使用しているオンラインサービスについて
Zoomがやはり多い印象。
他にBlackboard Collaborate、Cisco Webex等がありました。少人数のグループワークでは、GoogleのClassroomを使用している人もいました。
課題提出はGoogle Classroomで提出して他の人と共有するなど、オンライン授業とは別のサービスを利用している人もいるようです。
背景画像の設定や、画面共有のしやすさなどに少し違いが出ているということ。
▼オンライン授業に対する不安
・心配なのはセキュリティ問題が多く、自分の私生活が分かってしまうので、個人情報が簡単に流出しやすい点。
・家にインターンネット環境があるか、等の学校の連絡が遅れていること。
・教授との直接の面談ができないことで、研究や課題を進めるのが今後難しくなる可能性があること。
・教授がITやオンラインで利用するサービスをどのくらい使いこなせるのかによって、生徒の学習状況にも差が出てしまうのではないか。
・背景の入れ込み画像については、背景に対して顔が浮いているように見えてしまうといった不具合が。
女子大生は、通常の授業とは違い、まだまだ不安を抱えながら授業を受けているようです。
実際に教授側からしても手探り状態で、話し合いながら授業体制を考えているようでした。
オンライン授業は、これらの不安を少しでも取り除くことができるように、分かりやすい仕様、安心・安全を提供していくことが必要です。また、画面上で可能な機能を増やしたり、独自のサービスが求められる時代になっていくのではないでしょうか。