こんにちは、女子大生マーケティング部4年の西村と学生Mgの玉榮です。
女子マでは、ウェイボーの国際版を使って、日本語や日本の風景や日本の女子大生の日常などを発信しています。そこで、今回は、ウェイボーを利用してみてどうかという、レポートを書いてみました。
ウェイボーとは
Weiboは正式名称『新浪微博』(シンラン・ウェイボー)と言います。「新」は新しい、「浪」は明かるいというようなニュアンスで、「微」は小さい、ミニという意味で、「博」はブログを表しているようです。Twitterと同じように140字の字数制限がついていますので、『中国版Twitter』と呼ばれています。中国政府によるインターネット規制により、FacebookやTwiter、LINE、Instagramが使えない変わりに、こちらのウェイボーが中国最大規模のソーシャルメディアとなっています。
ウェイボーとマーケティング
中国人観光客の爆買いブーム時に、ターゲットの中国人に発信しようと、日本企業も多く、ウェイボーを利用し、「無印用品」や「ユニクロ」などの世界で有名な企業もウェイボーを使っていますね。海外のSNSに目を向けるのもマーケティングとして、効果的な策かもしれませんね。
▼実際にウェイボー投稿でしたみたこと。
・写真付きで投稿。
・動画付きでも投稿。
・言語は、主に日本語を使って投稿。英語でも投稿してみた。
・中国語が使えなくても、冒頭に「你好」や「中国加油」など中国語でメッセージを入れてみた。
・難しい日本語には平仮名で読みを表示。
・中国語のハッシュタグを使ってみる。日本では「#○○」というハッシュタグの付け方がメインですが、ウェイボーでは「#○○#」と両端を囲むやり方でした。
ウェイボーの分析
投稿されているものを総合的に分析すると、写真が添付されている投稿の閲覧数が多い傾向にあります。写真があることによって、読者からするとイメージしやすいのではないでしょうか。また、興味関心を引き付けることができるのだと思います。
さらに、難しいはひらがなで書くことや漢字の後ろに読み方を書くことで、閲覧数やコメント、いいね、が多くなります。この工夫は、読者からすると、日本語の勉強にもつながりますし、理解しやすい為反応がしやすいのだと思います。
それだけではなく、日本のTwitterのようにハッシュタグ機能があるため、ハッシュタグの言葉センスも閲覧数には影響します。
実際に、ライフスタイルの投稿に対して「生活様式」とつけるだけで350以上の閲覧数が獲得できています。投稿をジャンル別に分析すると、日本を感じることができる風景や歴史的な投稿の閲覧数が多い傾向にあります。しかし、同じ桜の投稿でも閲覧数に差があることから、投稿する時間が関係していると考えます。
言語の側面から分析すると、日本語・英語で投稿していますが閲覧数の数値的な差は見られませんでした。あくまでも、言語は情報を伝えるツールにすぎないため、閲覧数をあげる上では言語は関係なく、内容や写真選びに注力した方が良さそうです。
選択するハッシュタグや、日本に関連した発信を心掛けて、取り組んでみると良いかもしれませんね。今後も、試してみようと思います。