
初めまして!女子大生マーケティング部3年の林です。
長かった冬も終わり、いよいよ春爛漫の季節がやってまいりました。
春といえば変化の季節。入学、進学、進級、就職など新しく始まる生活に不安を持ちながらも胸を躍らせていた方が多いかと思います。
さて、昨今では今までに遭遇したことのないコロナを相手に、日本を含め世界中で必死に立ち向かっています。
2020 年4月、girls walker が 1 都4県に居住する 16 歳から 25 歳の読者 592 人に対して、「新型コロナウイルス感染症」に関する意識調査を行いました。
こちらがその結果となります。
▼新型コロナウイルス感染症の感染予防のためにしていることはありますか?
・手洗い・うがいやアルコールによる手や指の消毒をしている。 90.5%
・外出時にはマスクをするようにしている。 90.5%
・人の多いところにはいかないようにしている。 84.6%
・できる限り外出は控えるようにしている。 78.9%
・咳やくしゃみをするときはマスク・ハンカチ等を口に当てる。 69.9%
・喚起が悪いところにはいかないようにしている。 61.7%
・睡眠を十分にとるようにしている。 61.7%
感染予防として気軽にできること、基本的なエチケットは約9割の若者が行っていると答えました。しかし、メディアでも取り上げられている咳・くしゃみをする際のマナーや三密に含まれる喚起の有無、免疫力向上のための睡眠などは注意喚起されているにも関わらず、それほど数字は伸びていません。

個人によって危機感に差はありますが、それは何を見聞きするかによっても変わってくるのではないでしょうか?今回は新型コロナウイルス感染症に対する意識に影響したこと、それに伴う行動の変化を調査するべく、以下のアンケートを女子大生に行いました。
▼以前から熱や風邪の感染予防として習慣として行っていることはありますか?
・帰宅時の手洗い、うがい
・水をたくさん飲む
・調子が悪い時はマスクを着用
・つり革や手すりに触らない
▼新型コロナウイルス感染症に対する意識の変化は最近ありましたか?
・はい(4人)
▼「はい」と答えた方、その意識の変化には何が影響していますか?
・医療従事者の声
・芸能人の死
・SNS上での有名人らの呼びかけ
・海外の状況
▼外出時、不快に感じる他人の行動はありますか。
・子供が講演で集まっていること
・マスクをしていない人がいること
・咳やくしゃみのエチケットがなっていない人がいること
・Social Distanceを意識していない
・近所で集まって井戸端会議のようなものをしている様子
アンケートに答えて頂いた女子大生の殆どが以前から手洗い・うがいを習慣として外からの帰宅時は行っていましたが、今回その必要性を改めて認識し以前よりも入念に徹底して行っているようです。
医療従事者(家族・メディアで見る)の方々の生の声や周りの人の行動や言動により危機感が増したという意見もありました。また人の目が怖いから、協力をしなければ反感をかうかもしれないという意見が上がりました。
これらのことに一貫しているのは周りの人から受ける影響です。
今では新型コロナウイルス感染症に関する注意喚起や要請がメディアを含めあらゆるところで行われています。それは個人としても行われるようになり有名人に限らず自身の考えを SNS などを通して公表する光景も増えてきました。そのせいか、人目を気にして自身の発言・行動に気を付けなければという思いが次第に生まれてきたのではないでしょうか。
外出自粛や社会的距離、三密を避ける要請などは国から個人まで多くの人から発信されています。今では常識のようなものになり、大多数の人が協力している分、周りの人の行動により敏感になっていると考えられます。
自分のことと同時に周りの人がどう感じるかを考えて行動する必要性が彼女たちの意見から感じられます。
この生活は今後も続くことが予想されますが、まず人がどう思うか考えてから行動することで冷静な判断ができるのではないでしょうか?
