こんにちは女子大生マーケティング部の玉榮です。
少しずつ、肌寒くなったこの頃、近くのたい焼き屋さんに行列ができ始め、冬はもうすぐだなと感じています。
今回は行列について第二回目のヒアリングを行いました。
さて、以下はアイブリッジ株式会社が2016年1月、近畿・関東の20〜99歳の男女760名に対して行った、行列に関する調査です。
▼行列に並んでいる時に、待ち時間以外でいらっとすることは何ですか。
・割り込み 58.3%
・前に詰めない(場所を広く取る)43.8%
・整列がしっかりできていない 42.5%
・物での場所取り 38.3%
・大声での会話 35.5%
・詰めすぎる(距離感が近すぎる) 23.8%
・音楽の音漏れ 12.0%
・待ち時間の文句が聞こえてくる 10.5%
どの苦情も共感できるものがありますね。ただでさえ長時間待つことで体力的にも疲労を感じますし、手持無沙汰な状況に落ち着かなくなってしまうお客様も多いでしょう。待ち時間に抱いた印象がお店の評価へと繋がってしまうことも大いにあり得ますので、お店側としてもどう待ってもらうのかは気になるところだと思います。
カフェや話題のイベントに行くことの多い女子大生。彼女たちは普段どのようなサービスがあれば良いなと感じながら行列に並んでいるのかを聞いてみました。
●女子大生達の声
お店にどんなサービスがあると待ち時間も快適に過ごせそうですか?
・写真映えするようなスポットがあると良い。
・先にメニューを見せてくれると退屈しない。
・席に案内される前にオーダーできると安心する
・窓ガラスの傍で待つときは遮光できるガラス
・夏場だと日蔭のある場所で待ちたい。
・夏の暑い時期に並ぶならミストがあると嬉しい。
・小さなコップでお水を飲ませてくれるお店があって、その時喉が渇いていたのでうれしかった。
・待っている間に試食ができると少し空腹が和らいで落ち着いた。
写真スポットやメニューを見せてくれるなど、手持ち無沙汰な状況にならないような工夫に人気が集まりました。また、待ち時間の暑さを軽減させるサービスに対して、高評価が多く集まりました。待っている時こそ、お店側の配慮に嬉しくなるもの。もっと待ち時間を快適に過ごせる工夫が増えていくといいですね。