こんにちは。女子大生マーケティング部4年の中出です。夏に近づくにつれ耳にする「インターン」という言葉。私も3年生の夏に経験しましたが、もっと業界について調べておけばよかったな~、と4年生になっても思います。さて、2012年6月27日の「日経MJ」では2011年度の「小売業売上高」ランキングを掲載しています。
店舗に行ったときにどのような戦略があるかみるのも楽しい。
▼小売業売上高ランキング
1位:イオン
2位:セブン&アイ ホールディングス
3位:ヤマダ電機
4位:三越伊勢丹ホールディングス
5位:ユニー
6位:J.フロントリテーリング
7位:ダイエー
8位:高島屋
9位:ファーストリテイリング
10位:エディオン
1位は『イオン』、2位は『セブン&アイHD』がランクインしました。今は就活に興味がなくても、日頃訪れるあのお店はどこが運営しているのかを知るだけで面白そうです。
業界全体の売上は約47兆5500億円。前年比成長率はマイナス1.3%という記録です。しかしながら売上は前年よりも約1%あがっています。業界の特徴として規模がかなり大きい分、労働人口も多いといえるのが小売業界です。
『小売業界』と一口にいってしまうとかなり大きいため、そのなかでも自分はどんな小売に共感するのか研究する必要があるようです。節電関連で需要が伸びている小売にはホームセンターや家電量販店があり、2011年度の業績はあがりました。しかしながら景気悪化が原因で「個人消費」が低迷したことにより業績が伸び悩んだ企業もあります。
戦略として国内の人口減少にともなって海外進出する、という企業も。就活生は企業説明会などでは一方的に話されてしまって納得してしまい、その企業に憧れてしまう!ということもあるようです。なぜ海外なのか、どのような考え方で海外へ行くのか、または行かないのか等を日頃から考えることが就活の第一歩なのかもしれません。ただ小売業はこのような現状です、と大まかに伝えられるよりも、その中での違いを学生が就活より早い段階で知るためにチェックポイントや小売業だけの業界図が身近にあれば小売業界へ興味を持つ学生も増えるのではないでしょうか。