こんにちは、女子大生マーケティング部4年の笹原です。アメリカの大学を卒業した友人は、卒業後に就職後を始めたと聞いてうらやましく思いました。読売新聞には、文部科学省が発表したデータが掲載されていました。
▼就職も進学もしなかった大学生数の推移
・2000年(約14万人)
・2002年(約14万人)
・2004年(約13万人)
・2006年(約10万人)
・2008年(約7万人)
・2010年(約11万人)
学生は勉強するのが本分とは確信をもっと言えなくなってきましたね…
こうみると、意外と昔の方が就職も進学もしなかった人が多いことがわかりますね。女子大生にも就職活動について聞いてみました。
【学んだこと】
・受け身ではいけないということを学んだ
・自分について。過去振り返ったりして考え直して、自分っていう人間について前より少しはわかった気がする。
・情報に対する審美眼を身に付けることの大切さを学んだ。あと、社会人でも人を選んでアドバイスをもらわないといけないと感じた。
・色んな会社の仕組み→今まで全然考えなかったし興味もなかったから、説明会行って『へぇー』なことは多かったかな
・自分の生活がいかに多くの人に支えられてるかということ。普段は意識もしてないから感謝もしないけど、今の自分の生活は数えられないほどの企業ありきのものなんだなって。会社の規模に関わらず!
【不満に思ったこと】
・「みんな」と仲良くしないといけないという日本的な文化が色濃く反映されていると感じた。
・学歴フィルターを感じた企業があった。名簿に載っている色が変わってて、凹んだ。
・ESや試験だけで落とされること。不満ってか不完全燃焼ってか、そゆのだけで人の何がわかるのって言いたい
・やっぱ男女…差別、とは言わんが、何かしらの『違い』はある
・授業と選考かぶる。まず何より学生なんだってことを理解してほしい
・新卒、既卒って枠。やりたいことわかんなくてもどうしても今就職しなきゃって気になっちゃう
・インターンや説明会の予約がなかなか取れなかったこと
・説明会に行かないとエントリーできない会社の仕組み
直接的にも間接的にも様々な体験をしたことがうかがえますね。また、理想としてはどのような就職活動をしたかったか聞いてみたところ、「就活サイトを使用しない就活ですかね。緊張感を保っていられますし、じぶんでなんとかしなきゃという責任感も養える。」という意見や「通年採用やインターンを利用した就職活動。やっぱりもっと仕事について知ってから就職活動をしたかった。」という意見が出ました。私は、海外就職を考えていたこともあり、「ニートの海外就職日記」というブログを読んでいました。口調は悪いですが、日本の就職活動や仕事のあり方について鋭い意見をもっているので、とても参考になりました。企業や学生の今以上にためになる就職活動の在り方が実現するといいですね。