こんにちは、女子大生マーケティング部3年の紙上です。3月が近づき、時折暖かい陽が差すことも増えてきましたが、まだまだ夜は冷え込みますね。さて、2012年2月1日の『日経MJ』では、20代から60代の男女1000人を対象に行った「冬の節電対策」に関する調査結果を掲載しています。
▼冬の節電対策でいくら使った(使う予定)か
・1000円~3000円未満 19.6%
・3000円~5000円未満 17.8%
・5000円~10000円未満 22.7%
・10000円~30000円未満 14.8%
陽が陰ると、冷たい風が身に沁みます。
人によりかなり金額にバラつきがあるようですが、一万円以内が一般的の様子。例年にも増して暖房に頼らない防寒が必要とされる今年の冬、女子大生たちは、どのようにして寒さに対抗しているのでしょうか。周囲の女子大生に聞いてみました。
・飲み物を買うときは、必ずペットボトルのホットドリンクにしている。カイロ代わりになるし、缶よりも持ち運びやすいので。
・家で紅茶を飲むときは、チューブの生姜を少し入れる。体の芯からぽかぽかに。
・実は、いつもタイツを2枚ばきしている。はきつぶして毛玉ができたり薄くなってしまったタイツを中にはき、その上から新品のタイツをはく。
・服の袖の隙間から冷たい空気が入ってこないように、手袋は長めのものを買う。
・スカートをはくときは、いつもぺチパン(ペチコートパンツ)をはく。隙間風が入ってこないし、風が吹いてもめくれないため。
・お風呂に入るときは、ゲルマニウム温浴の石をいれる。芯からあったまる。
・お風呂から出るときは、お風呂場できっちり体を拭き切って出る。脱衣所で体を拭くと、その間に冷めてしまうので。
・寝るときは、厚手の靴下をはいて寝る。足先が冷えないし、乾燥しないため。
・髪が長いので、マフラーを巻くときは髪をマフラーの外に出さずに髪ごと巻く。風で髪が靡かないので、顔周りが暖かい。
・冬の夜ごはんはほとんど鍋。カロリーも低いのでお気に入り。ラー油や七味、キムチなどで辛くすると、さらに温まっておいしい。
・外を歩いていて寒い時は、少し早歩きにしたり小走りにしたりして体温を上げる。
寒いのは嫌!でも、着ぶくれはしたくない!というのが乙女心。そのため、食事や運動、お風呂などで体の中から温まる工夫と、隙間風を防ぐなど目立たないところで寒さに対抗するさりげない工夫が多く挙がりました。
防寒具やバスグッズなどは冬のギフトの定番ですが、女性への贈り物として販売する時には、女性にとってどれだけ体内が温まって嬉しいか、女性にとってどれだけ隙間風を防いで助かるか、といったことをしっかり明記した売り方をすると、より女性の共感を多く集めるのではないでしょうか。