こんにちは!女子大生マーケティング部3年の中出です。春の忙しさも落ち着きだした近頃。3年生の間では「就活を始めよう。」なんて声も少しずつ耳にするようになりました。『日経MJ』では2010年11月に、専門学校業界の売上高ランキングを発表しています。
▼専門学校・カルチャー教室売上高ランキング
1位:TAC (東京)
2位:ニチイ学館 (東京)
3位:ヒューマンアカデミー (東京)
4位:イーオン・イースト・ジャパン (岡山)
5位:NHK文化センター (東京)
6位:カルチャー (神奈川)
7位:GABA (東京)
1位は、公認会計士や税理士などの資格試験に強いTACでした。専門学校・カルチャー教室業界全体の売上高は前年の7.2%増。景気低迷が続く中、資格の取得意欲が高まったことなどが背景にあるようです。

大学と専門学校のダブルスクールで頑張る女子大生も多いのです。
回答した企業のうち25%の企業が、受講者の平均年齢が「上がった」と答えています。資格取得や趣味の幅を広げるといった目的で専門学校やカルチャー学校に通う社会人が増えていますし、最近では出社前の朝早い時間に活動する「朝活」もブームになってきています。
また大学生も重要なターゲットのようで、資格学校と大学の購買が提携しているケースが多く、割引がきく!などの特典も。春は物事を始めやすい時期ということもあり、大学生の就職活動に有利!とうたったキャンペーンで攻勢をかけています。
私の周囲にも資格取得のために、自分の支払で専門学校に通っている女子大生もいます。春季のキャンペーンを利用して入学金や講座の費用を安く抑える工夫をしたそうです。
最近では、DVDで受講できるコースやSkypeを利用した英会話もでてきていて、従来よりも格安で、また好きな時間に受講できるメリットがあります。大学生はお金と共に時間も貴重なので、より時間を効率的に使える講座の仕組みが生まれると、さらに多くの大学生からも需要が高まるでしょう。