こんにちは。女子大生マーケティング部3年の飯塚です。
10月に入り、多くの企業が新卒採用の募集要項をHPで発表し、大学3年生は賑わっています。私の周辺もすっかり就職活動に関する話題でもちきりです。先日発売された日経WOMAN別冊の就活生向け号には、こんなデータが発表されています。(日経WOMANが08年1月に実施した2008年版企業の女性活用度ランキング調査結果(416社)より)
▼貴社は女性活用が進んでいると思いますか?
・進んでいる(23.3%)
・ある程度進んでいる(52.2%)
・あまり進んでいない(21.2%)
・進んでいない(2.9%)
・無回答(0.4%)
▼貴社の場合、女性の活用が企業の業績向上につながると思いますか?
・強く思う(54.3%)
・まあそう思う(41.1%)
・あまり思わない(3.4%)
・無回答(0.4%)
同じ女性の声は、やはり気になるもの!
女性活用が進んできている企業が増加していることは、私たち女子大生にとっても大変嬉しいことです。昨年、「女子大生と、働きやすい会社。」では、制度による環境の整った企業が上位にランクインしていると述べました。しかし、私の周囲の女子大生に聞くと、「制度は法律で決められているから、実際の制度の活用度などに注目している」と言っている人が何人かいました。彼女たちは何を基準に、働きやすい会社を探しているのでしょうか。
・女性管理職はいるか
・結婚しても働き続けている女性はどの程度いるか
・女性管理職はまだ少ないのが現状という企業も多いので、管理職や中間管理職の女性が増えているかどうか
・「くるみん」マークの取得
・女性の平均勤続年数
制度以外にも様々なところに注目しているようです。しかし、「数値だけではわからない」と感じている人も多く、実際にインターンシップやOG訪問の際に雰囲気を尋ねてみるのだそうです。先輩で「女性の活用に関しては内定を頂いてから社員の方に質問し、その上で決定した」という人もいました。やはり「長く働きたい」「活躍したい」と考えている人は環境に注目する人が多いようです。女性支援の制度だけでなく、上記の内容の現状や女性社員の方の声が公開されたら、女子大生もより親しみを持てそうですね。