こんにちは。女子大生マーケティング部4年の飯塚です。先日、アルバイト先でお客様に領収書を頼まれたのですが、会社名を言われても漢字が浮かばず困ってしまいました。こういう咄嗟のときに、常識の露呈してしまいます…。今回は漢字にまつわるこんなデータから。(日経新聞より 20歳以上の男女1030人に調査)
▼文章を書く際に常用漢字を意識しますか?
・強く意識している(6%)
・どちらかといえば意識している(32%)
・どちらかといえば意識していない(30%)
・まったく意識していない(30%)
・常用漢字の制度自体を知らない(2%)
試験で書けても、咄嗟に出て来なきゃ意味がない…
私も元々漢字が苦手なこともあり、何が常用漢字か全く意識できていないように思います。常用漢字に限らず、女子大生は漢字に関して困ったエピソードをたくさん経験している様子。普段パソコンやケータイを使い慣れていることもあり、手書きの文章を作成する場合は得にそれを痛感します。他にもこんな声が挙がったので紹介します。
・テストセンターで、登録時に名前を「沢」の字にしたら身分証が「澤」だったため受験することができなかった。
・眼科で「眼鏡」と漢字で書いたら怒られた。「出来事」「~させて頂き」なども毎回、漢字にすべきか悩む。
・「本気」と書いて「マジ」や、「花より男子」の「だんご」などは、あまり好きではない。普通に書いたらだめなの?と感じる。
・「聞く」「聴く」「訊く」などの使い分けが難しい。
・書き順が気になる。生徒の前で字を書くことになるので、国語以外の先生や塾講師も気を付けるべきなのでは。
・友達とのメールで、漢字ばかりだと堅苦しい印象だったので敢えて平仮名を遣うことがあった。しかし、社会人の方とメールする際にもついつい癖が出てしまう。
・作家の名前などで読めない(他の読み方もわからない)字があると、検索することもできなくて困る。
「眼鏡」や「出来事」などについては私もよく困ってしまうのですが、逆に字数指定のある文章では多少字数を変えることができるので便利でもあります。最後に出た名前については、間違えると失礼にも値するので重要ですよね。私のバイト先でも、会員登録の際名前だけは読み仮名をきちんと記入していただいています。今回出ていたように、作家や著名人の場合、読み方がわからないと間違って覚えられてしまったり検索されにくくなってしまったりするかもしれないので、読み仮名を書いて貰えると本人のためにもなるのではないでしょうか。