初めまして、女子大生マーケティング部の3年の行時です。最近では電子書籍やiPadなどの登場で、本を読むにも色々な方法が選べるようになりましたが、私の周りではまだまだ紙媒体の書籍の方が圧倒的に選ばれているようです。「女子大生と読書。」、 「女子大生と読書。(2)」 ではそれぞれ読書の目的と、本を選ぶ基準についての紹介がありました。今回は、こんなランキングを紹介します。(日経WOMAN 303号読者アンケートより)
▼どこで読書することが多いか(複数回答)
1位:自分の部屋(82.3%)
2位:通勤電車 (53.3%)
3位:カフェ・レストラン (30.5%)
4位:お風呂 (19.5%)
5位:書店 (17.5%)
本を持ち歩くために、わざわざ大きめのカバンを買うこともあります。
通勤電車とお風呂を合わせた、「ながら読書」の割合はなんと、72.8%にものぼりました。そこで実際に女子大生がどんな時、どんな場所で読書をしているのかを、その場所を選ぶ理由とともに聞いてみました。
・時間を有効に使いたいので、電車やバスの中で読むようにしている
・~ながら、が楽なので、お風呂の中や通学時間に読む
・時間を有効に使うためには電車で、集中したいときには図書館で、と使い分けている
・本を多く読むことを自分に課しているので、電車など移動中の時間も、あえて読書に使うようにしている
読書のための時間をわざわざ割いている人は少なく、出来るだけ効率よく読書をしようと考えている人が多いようです。また今回、周囲の女子大生に聞いてみたところ、小説やマンガ、専門書をはじめ、新聞を読んでいるという女子大生も案外多くいることに気付きました。このように、本を持ち歩く人が多いようなので、本の大きさをどの程度考慮するかについて質問してみると、人によって考え方に大きな差がみられました。
・気に入った本は、持ち歩くかどうかは別にして、大きさに関わらずなんでも買うようにしている
・一度購入した本は、本棚にきちんと整頓しておきたい派なので、見た目がよりキレイなハードカバーのものを買うようにする
・新刊は図書館で借りるので十分なので、持ち歩きに便利な文庫本しか買わない
・場所をとるので、単行本(ハードカバー)は買わない
・毎日、文庫本を2冊もって大学に通っている。単行本は持ち運ぶのに適さないし、値段が高いのであまり買わない
本を買う際には、持ち運ぶことを考えて小ぶりな本を選ぶ人と、保存することを目的としているため、特に大きさにこだわらない人がいるようです。今回意見を集めた女子大生の中にも、本は読みたいが、カバンの中はいつも化粧ポーチや長財布、手帳が入っているので、あまり大きな本を入れるためのスペースは残っていない、という人もいました。移動中や待ち時間など、隙間時間に利用してもらうには、大きさというのも一つのポイントになるかもしれませんね。