こんにちは。女子大生マーケティング部4年の飯塚です。昨日は演劇集団キャラメルボックスのチーフプロデューサー・仲村和生様が講師をされた発想源ライブプレミアムに学生スタッフとして参加させていただきました。まさに、目からウロコな内容を惜しみなくお話してくだり、学生ながらにも本当に勉強になりました。就職活動中の私達4年生にとっては、企業を見る際の新しい観点ができたような気もします。職業観に関して、今日はこんなデータから紹介致します。(3月5日朝日新聞より)
▼結婚後の自分の仕事の希望(女性)
<1999年>
・フルタイム(39.9%)
・派遣等(42.9%)
・専業主婦(17.3%)
<2009年>
・フルタイム(32.6%)
・派遣等(45.6%)
・専業主婦(21.9%)
「女性が働きやすい職場」と言う言葉をよく耳にするので、少々意外な結果です。ここで言う「派遣等」とは、一定の期間派遣社員として配属されるものを主に差していると思いますが、私が行っている単発の派遣のアルバイト現場でも、普段は主婦をしていらっしゃるという方にお会いすることが結構あります。その方々からは「時間を選ぶことができ、好きなこと仕事だから」という理由をよく耳にします。
発売直後や発売前の商品を試すことができるのも、嬉しいポイント
女子大生の中にも、私のように派遣のアルバイトを行っている人は多いようです。手帳・ケータイレポートで紹介する人の中にもよく登場していますね。そこで今回は派遣のアルバイトを経験したことがある女子大生に、魅力と不満点を尋ねてみました。
<魅力>
・様々な仕事ができる。先日はまだやったことがなかったテレアポにチャレンジ!
・様々な企業の人と接し、企業の裏側を少し見ることができる。ひとつの企業のイベントで長くお仕事していた友人は、就職活動で書類選考をとばして貰えたと言う噂も。
・授業がなく1日空いてしまう日を有効活用できる。
・サンプリングなどで扱った商品を貰えることがある。食品系の展示会に参加したときは、世界各国の食材を試食させて貰えた。
<不満点>
・交通費が出ないこと。
・勤務地が遠いことがある。駅から遠い場合もあり、迷って遅刻しかけたことも…。
・集合時間や持ち物など、急な変更が多いこと。以前、前日に「人員削減のためカット」という連絡が来たときはさすがに頭に来た。
・面接が必要なお仕事の場合、面接に行く時間とお金が勿体ない。合否が出るまでなかなか予定が決まらない。
・毎回税金や振り込み手数料が引かれ、最初に言われた給料よりもかなり少なくなってしまうこと。
「お局様のような年配女性がいてとても怖かった」と話してくれた人もいました。職場の雰囲気がわからないのは確かですが、単発派遣の場合「その日1日我慢すれば良い」と考えることもできるかもしれませんね。交通費や税金の徴収に関しては事務所によっても異なるようですが、気になる人も多いので、明示してくれると助かります。他と違う場合は、そこがアピールポイントになるかもしれません。
女子大生は授業がない日を作っている人が多いので、長時間の拘束でも可能のようです。しかし、殆どの人は派遣の他に長期で入るアルバイトも同時にしており、授業やサークルに合わせてそちらをメインにしている人が多いと感じました。内定が出始めている時期なので、就活で長期のバイトを辞めてしまった大学4年生に向けて、「今しかできない」「社会に出る前にお勉強」などのキャッチコピーを付けると、惹かれる人が増えるかもしれませんね。