女子大生マーケティング部の益子です。
日経産業新聞に「中小企業の採用戦略は、EEEがカギだ」という記事があって気になったので、ちょっとご紹介。
知名度の低い中小企業は、業績好調であっても、新卒採用をする際には苦戦を強いられるもの。そんな中、優秀な人材を確保するために工夫している企業を見ると、EEEというキーワードが見られるとのこと。
こんな感じで、日経産業新聞に載ってました。
その3つのEとは何かというと…
■Emigration(移住)
あるビル総合管理会社では、学生に直筆の手紙を書いて説明会の参加を呼びかけているとか。これが功を奏し、選考途中で辞退する学生が2割以上減ったとのこと。「日々の仕事ではデジタルにどっぷりつかっていても、学生と接するときはアナログの世界に移住(Emigration)する」と、採用担当者。
確かに、何でもネットで済ませられる時代だからこそ、企業側からアナログでコンタクトされるのは、学生として嬉しい(゜3`)。
■Examiner(面接官)
ある不動産会社では、面接官を務める採用担当者を対象に、ロールプレイング研修を実施。面接時の顔つきや質問技法などを細かく指導するのだそうです。
面接官(Examiner)こそ、学生に好印象を与えることができる最高のポジションということですね。
■Environment(周囲の環境)
あるコンサルティング会社では、入社式に新入社員だけではなくその両親が参加するのだそうです。両親に「この会社なら子どもを預けても安心」と思ってもらうのが最大の狙いなんだとか。
最近の若者は兄弟が少ないため、就職先も両親の意見を重視する学生が多いようで、Environment(周囲の環境)が重要になるんですね。ちなみに私は一人っ子で、よく親と就活の話をします(゜3`)。
今の就職戦線は「売り手市場」と呼ばれる時期。この時期に学生にも選んでもらえるようになるには、そのような様々な工夫が中小企業には必要だということですね。そこまで工夫してくれる会社を、学生は信用するんですね。