こんにちは☆女子大生マーケティング部2年の田中です。
最近テレビでは、クイズ!ヘキサゴン2やネプリーグ、Qさま!!など漢字に関するクイズコーナーをもつ様々な番組を目にするようになりました。パソコンの変換機能の発達などにより、漢字能力が落ちているのではないかと問題になっている現代。漢字に対する意識はどう変わってきたのでしょうか。日経MJでは以下のようなランキングが発表されています。
▼電子機器の浸透で、あなた自身の漢字能力は落ちたと感じますか?(15歳以上のインターネット利用者 男性500人・女性500人対象)
・かなりそう感じる(33.9%)
・ややそう感じる(43.9%)
・変わらない(17.2%)
・あまりそう感じない(3.8%)
漢字能力が落ちたと感じている人が大半となり、漢字を書く機会の減少が影響していることが伺えます。
本屋さんには大人向けの漢字の本が。
女子大生は漢字に対してどのような意識を持っているのでしょうか。周りの女子大生7人に漢字の能力が落ちたと感じているか聞いたところ7人全員が以前より落ちたと感じていると回答。高校生のころは受験勉強などで漢字を書く機会が多かったものの、大学に入ってからはパソコンなどのレポート提出や携帯を使う頻度が増えたことが原因と感じているよう。漢字について今も勉強する機会があるのか聞いてみると・・・
・ニンテンドーDSのソフト漢検DSを使っている。
-常識が落ちないように楽しみながら勉強できる。ちなみに、この他にもえいご漬けや大人の常識力トレーニングなどの学習型ソフトをきっかけにニンテンドーDSを購入した人が3人いました。
・漢検を受験する。
-就活にも有利になるように感じるし、漢字能力は落としたくない。どうせなら目標を持って取り組んだほうが良いと思う。
・漢字に関するクイズ番組を見る。
-クイズを楽しむついでに知識も増える。漢字能力が高い芸能人を見ると、自分も憧れて能力を高めたいという意識にも繋がるんだとか。
以上のように漢字能力を高めたいと感じている人は多いよう。漢字能力の衰退原因といわれている電子機器でも、楽しみながら学習もできる内容があるものは女子大生にも人気でした。
苦手な勉強でも、知識を得る娯楽という発想の転換により楽しむことができるのですね。同じ物事でも楽しむことができる側面を際立たせる発想を加えることで、女子大生も喜べるような新たなシステムや商品の開発に繋がりそうです。