こんにちは、女子大生マーケティング部の久保山です♪毎日テレビでオリンピック中継ばかり見てしまう、夏休み中の今日この頃。ですがあっという間に今日で閉会式を迎えるということで、連日見ていたスポーツニュースにもの寂しさを感じそうです。
そんな身近なテレビに「仕事として関わりたい」と考える学生も多く、業界人気ランキングでは放送業界は常に上位にランクイン。毎年アナウンサーをはじめとし、かなりの高倍率を誇っています。(私も就職活動時に何社も放送局を受験しましたが、エントリーシート(面接前の書類選考)の時点で落ちたのも数知れず・・・)
日本経済新聞が発行する「NIKKEIなんでもランキング2008」に、2007年度のテレビ業界の売上高ランキングが発表されていました。テレビ業界を目指している学生の皆さんはご参考に。
▼テレビ放送業界売上高ランキング(地上+衛星)
1位 フジテレビ(東京)
2位 日本テレビ放送網(東京)
3位 東京放送(TBS)(東京)
4位 テレビ朝日(東京)
5位 テレビ東京(東京)
6位 スカイパーフェクト・コミュニケーションズ(スカイパーフェクTV!)(東京)
7位 読売テレビ放送(大阪)
8位 朝日放送(大阪)
9位 WOWOW(東京)
10位 毎日放送(大阪)
11位 東海テレビ放送(愛知)
12位 中京テレビ放送(愛知)
13位 中部日本放送(愛知)
14位 アール・ケー・ビー毎日放送(福岡)
15位 札幌テレビ放送(北海道)
16位 テレビ西日本(福岡)
17位 九州朝日放送(福岡)
18位 テレビ大阪(大阪)
19位 北海道テレビ放送(北海道)
20位 福岡放送(福岡)
キー局はTBSを除いて、2007年度の決算では全て減益減収とのこと。広告費が低迷したことから主幹事業であるテレビ放送事業が下落している分、映像文化事業や通販事業、プロモーション事業などの2次的事業や、インターネットなどへの展開を積極的に推し進めているようです。
一方で民放キー局系BS5社は、デジタル放送の受信可能件数が昨年3000万台を突破したことなどを背景に、視聴可能世帯数の増加を受け、初めて全社が黒字を達成したと対照的な結果に。2011年に地上デジタル放送に完全に移行していくこともあり、ますます放送業界は変わって行きそうですね。
果たして、このテレビの裏側に広がっている世界とは・・・
どうしても大手のキー局ばかり学生は目を向けてしまいがちですが、地方局はテレビ・ラジオ局合わせて全国200局近く存在します。「放送を通じて、人に伝えることを仕事にしたい」と考える学生は、地方を支えるローカル局にも目を向けてみてはいかがでしょうか?
放送、特に報道に携わるということは社会的に非常に大きな影響を与えるだけでなく、社会に対しての責任感も大きく伴うもの。放送業界を目指す学生は、その自覚を持って就職活動に取り組んで欲しいものですね。