こんにちは、女子大生マーケティング部の矢中です。
既に就職活動のピークは過ぎたように思われますが、「絶対にこういう仕事をしたい!」という信念を持ってこの暑い時期にもスーツを着て就職活動を続けている大学生も多くいます。
財団法人社会経済生産性本部と社団法人日本経済青年評議会が今年度の新入社員3, 833人を対象に、「働くことの意識」調査を実施したところ、以下のような結果が出たそうです。
▼就職先企業を選んだ基準
1位:自分の能力、個性が活かせるから (28%)
2位:仕事がおもしろいから (24%)
3位:技術が覚えられるから (14%)
第1回目の調査結果では1位だった「会社の将来性」が、第40回である今回の調査ではわずか9%に。その他、「一流企業だから」(5%) 「経営者に魅力を感じて」(4%)といった内容も共に、低い数字を記録しています。
「企業」を選ぶというよりも、「仕事の内容」を重視する傾向があるようですね。若者の意識が「就社」よりも本当の意味での「就職」に変化しているようです。
「就社」意識は薄れつつあるようです。
私の周囲の女子大生に、就職先の決定基準を訪ねてみました。
・「就社」か「就職」か、どちらとも言えないけど、
最初はある程度まで自分がやりたい仕事を考えて、
それから最終的には会社の雰囲気で選んだ。
・私は「就社」で就職先を決めたかな。
自分の価値観と会社の理念が合致してたのが決めて。
具体的に自分がやりたい仕事が見つからなかったし。
・会社のネームバリューは気になるけど、結局は仕事内容が重要。
自分に合わなかったら続かないし。
一慨にも言えませんが、会社のブランド、将来性だけで就職を決める人は、私の周囲でも確かに少なくなっているようです。