こんにちは、女子大生マーケティング部の中山です。
秋といえば、「食欲の秋」に「運動の秋」。そして忘れてはいけないのが「読書の秋」!そのことを少し意識して、今までは音楽を聞きながらぼーっと過ごしていた電車での通学時間も、最近は小説を読んでいます。車内を見渡してみると、本を読んでいる人は意外とたくさんいるんだなということに気が付きました。
小説、雑誌、漫画、参考書などと読み物の種類は様々ですが、それらすべてを扱っているのが書籍業界。『出版年鑑2008』では、書店の売上高ランキングが発表されています。本や出版に興味のある方はご参考までに。
▼書店の売上高ランキング
1位:紀伊国屋書店
2位:丸善
3位:有隣堂
4位:文教堂
5位:ジュンク堂書店
6位:未来屋書店
7位:ブックオフコーポレーション
8位:フタバ図書
9位:三省堂書店
10位:三洋堂書店
11位:トップカルチャー(TSUTAYA)
12位:カルチェ・イケダ(くまざわ書店)
13位:リブロ(ロゴス、miomio)
14位:文真堂書店
15位:ヴィレッジヴァンガードコーポレーション
2007年の書籍・雑誌を含めた出版物の販売金額は約2兆2千億円で、前年に比べると2.8%減。ここ数年はずっとマイナスが続いているのだそう。節約のために書籍代を抑えるという人も多いのでしょう。しかし、本屋さんがなくなってしまったら非常に困ります!
伸び率を見てみると、ヴィレッジヴァンガードコーポレーションが30.1%、トップカルチャーが16.0%と群を抜いています。音楽や映画、雑貨など、書籍以外のものも扱っているバラエティ豊かな点が高い伸び率の一因かもしれませんね。
なんでも揃っている大型書店はとっても便利!
最近では書店とカフェのコラボレーションで、未会計の本を隣接したカフェで読めるというサービスを行っているブックカフェも見かけます。カフェ店内にも話題の本やオシャレな表紙の本がディスプレイされていたり、それに関係するような雑貨・小物もちょこんと隣に置かれていたり。カフェでのんびりしているとついつい手を伸ばしたくなってしまいます。
一方、インターネット上でワンクリックすれば書籍が買えてしまうAmazonのような通販も利用者が増加している人気のサービス。本の購入方法は人それぞれということなのでしょう。今後、書店はどのような形に進化していくのでしょうね