女子大生マーケティング部の國分です。
私は現在、都内の某大手ホテルでクローク・配膳のアルバイトをしているのですが、チーフの方がスタッフ全員に必ず言うことがあります。
『分からない、という言葉は絶対に使うな』
ということです。
お客様から何か尋ねられた時、その場で答えられないことであっても「分からない」と言わず、「ただ今確認して参りますので少々お待ちくださいませ」と言わなければなりません。
「多分こうだろう」と思ってその場しのぎの曖昧な受け答えが、そのスタッフだけではなくホテル全体の信頼を揺るがすことになります。
「分からない」と思ったことをそのままにしたり、「多分~だろう」と確かな根拠もなく高をくくってしまうことは、今この瞬間をやり過ごせても、いつか必ず跳ね返ってきます。
ホテルのサービスの裏側には、常に高いプロ意識が。
ホテルの社員が常に自信をもってお客様に対応している姿の裏側には、「不確かなことをそのままにしない」ということを一人ひとりが意識しているのです。
この話は、ホテルだけに限りません。
今自分の中にある「分からない」「多分」を一つ一つ取り除いていけば、自信あふれる素敵な会社や職場になるのではないでしょうか。