こんにちは。女子大生マーケティング部4年の井村です。
スマートフォンの普及により、以前に比べてカメラを目にする機会が大分減りました。カメラの写真よりもスマートフォンのほうが写真をすぐ手軽に見られますが、プレゼントや記念日などにアルバムを用意するという人も周囲でよく見かけ、写真の需要は十分に残っていると感じます。
TesTeeLabが2020年4月に20~30代男女3384人を対象に、フォトブック作成アプリに関する調査を実施し、その結果を発表しています。
〇スマートフォンで撮った写真の使い道(20代女性)
1位:SNSに投稿 60.7%
2位:自宅以外でプリント 23.8%
3位:PCなどにデータを送信 20.4%
4位:自宅でプリント 12.7%
5位:年賀状などに使用
スマートフォンで撮った写真をプリントする(自宅・自宅以外含む)人は20代男性は26.5%、20代女性は39.5%、30代男性は31.7%、30代女性は44.2%だったとのことで、男性に比べて女性の方がプリントする割合が多いことが分かります。
SNSに投稿するという20代女性が最も多いものの、お店や自宅などで写真をプリントして楽しんでいる女性も多くいるようです。
写真をプリントする女子大生たちは、その写真をどのように管理しているのでしょうか。周りの女子大生に、実際にアルバムをどう使い、どのように思っているのかを聞いてみました。
●女子大生の声
▽どのようなアルバムを使っていますか?
・写真を貼るタイプのアルバムを使っている。元々工作が好きだから、写真を切り抜いたりシールを貼ったり、自分だけの楽しいアルバムにできるから。写真を入れるだけだと少し無機質に感じる。自分次第で面白いページにできるから、その作る過程が楽しい。
・ポケットに入れるタイプを使っている。貼るタイプだと貼ったものが外れるときがあって面倒だから。再度貼りなおすのも難しい。
・貼るタイプを使っている。一定方向のポケットのタイプとは違って、縦の写真と横の写真の両方を同じ方向に貼れるから。
・貼るタイプのものを使っている。パートナーと記念日用にアルバムを作るとき、一緒に書き込んだり工作できるのもいい思い出になる。
大きく「写真を貼るタイプ」と「ポケットに入れるタイプ」に分かれていて、写真をプリントしてアルバムに並べることを編集作業のように楽しんでいる女子大生は「貼るタイプ」を好んでいるようです。
自由に編集ができるという「貼るタイプ」のメリットを持ちながら、外れず管理しやすいという「入れるタイプ」のメリットも兼ね備えているようなアルバムができれば、大きな支持を集めるのかもしれません。