こんにちは、女子大生マーケティング部3年の吉原です。
夏といえば、キャンプ! 最近では『ヒロシちゃんねる』や『ゆるキャン△』などのコンテンツの影響もあって、女子にもキャンプ人気にますます火がついています。
ソトレシピ総研が2019年中に2回以上キャンプに行った全国20〜50代の男女400名に対して行なった「キャンプ料理市場」に関するリサーチの結果を発表しています。
▼キャンプ料理で重視することを全て選んでください。
・手軽さ(材料が少ない、工程が少ない) 71.0%
・おいしさ 41.8%
・シンプルさ 39.8%
・安さ(食材費が安い) 31.8%
・ワイルドさ 29.3%
・豪華さ(食材費が高い) 25.3%
・写真映えするかどうか 17.3%
・複雑さ(材料が多い、工程が多い)16.5%
同調査は男女別にも統計されており、男性キャンパーは女性に比べて「ワイルドさ」「豪華さ」「複雑さ」を多く求めているのに対し、女性キャンパーは男性に比べて「手軽さ」「シンプルさ」を重視している様子。
私が周囲の女子大生たちに軽く聞いてみると、「キャンプの経験がある」という人は8割ぐらいいて、多くの女子大生がキャンプを楽しんでいることが分かりました。
そこで、女子大生はキャンプ料理に対してどんなことを感じているのか、またどんな不便があるのか、周囲の女子大生に尋ねてみました。
●女子大生の声
▼キャンプの料理に対して感じていることは?
・キャンプ料理はBBQやカレーなどの簡単にできるもの、というイメージ。もっと色々なものをみんなでシェアしながら食べたいけど、後片付けとかゴミの処理を考えるとやっぱり簡単なものになる。
・キャンプでは必ずBBQをするが山奥になればなるほど、なま物(特にお肉)などの鮮度が気になるので、キャンプ場で食料を調達などできたら嬉しい。
・BBQは楽しいしラクだけど、炭の後片付けとか色々面倒。もっと簡単に後片付けができるグッズができてほしい。
・BBQのあと炭の火の消し方が分からなくてあたふたしたことがあった。キャンプ初心者には事前レクチャーなどがあるととても嬉しい。
・大学生はファミリーと違って用具を持っていないことが多い。キャンプの貸し出しを学割として少し安くしてほしい。
・飯ごうでたくご飯が美味しくてとても好き。家の庭で家族などとキャンプ料理をしてみたい。
「調理や準備のシンプルさ」「後片付けの単純化」を求めている学生が多いことが分かります。初心者でも楽しめるキャンプの仕組みが求められているようです。
またキャンプ料理とは別に、運転免許を持っていないという女子大生も多いので、何人以上からは送迎バスや中型タクシーがついたりしたら嬉しいという意見もありました。現地での準備や調理だけではなく、キャンプ場までの運搬や移動にも、キャンプのサービス開発の余地が多くありそうです。