みなさん、こんにちは。女子マーケティング部3年の山崎です。
今回は、「本」について調べてみました。おうち時間が増えたことにより、スマホだけでなく、本を読む機会が増えてきました。
現在出版業界の売り上げは落ち込みつつあります。
公益社会法人全国出版協会が2020年1月24日に2019年度の出版市場を発表しました。そのデータによると、2015年から2018年にかけて紙と電子出版の合計売り上げは、約1000億円減少しています。
しかし、2019年は、2018年に比べて32億円売り上げが増加しました。紙出版は、例年通り減少しましたが、電子出版の売り上げが伸びたことが影響しています。電子で出版されたものは、前年に比べて23.9%、約600億円、増加しました。残念ながら紙の出版物は、2018年に比べて4.3%、約600億円減少しました。
今回は、インターネット、電子媒体を当たり前に利用している世代である、現在の女子大生に本を読むこと、電子と紙の出版物について、どう思っているのかを聞いてみました。
●女子大生の声
⇒▼おうち時間が増えたことで、本を読む時間はどのように変化しましたか?(n=30)
・本を読む時間が増えた…27人
・本を読む時間は変わっていない、減った…3人
⇒▼電子書籍と紙の書籍、どちらを買うか。
・紙の書籍…31人
・電子書籍…7人
▼紙の出版物を購入している理由
・電子書籍だと目が疲れる
・手元に本があることで、内容だけでなく、本の価値を感じられる
・紙媒体を読むということが普段スマホを触っている時間と区切りをつけられるし特別感があるから。
▼電子の出版物を購入している
・収納場所に困らない
・すぐに必要、読みたくなった時に読むことができる
・紙の書籍より安い
コロナの影響でおうち時間が増えたことで本を読む時間が増えた人が多く、その中でも紙媒体のものが支持されていることわかります。電子版が普及していますが、それでも紙媒体には紙媒体ならではの良さに惹かれている人が多くいるようです。
今回は、女子大生に本を読むこと、電子と紙の出版物について聞いてみました。出版物の売り上げは、減少していますが、未だに必要としている人はたくさんいるのだということがわかりました。