
こんにちは。女子大生マーケティング部の蛯名です。
新型コロナウイルスの影響で、以前より自炊する回数が増えてきました。それにより、買いだめした食品を使い切れずに捨てる方も多いかと思います。
カレー粉やお菓子の販売を手掛けるハウス食品株式会社が、2019年7月に会員サイトの全国10〜90代の男女6.357名に対して行なった「食品ロスに関するアンケート」の調査結果を発表しています。
▼期限が近づいて焦ったことがある食品・食材
1位:牛乳 28.6%
2位:豆腐 26.7%
3位:卵 22.5%
4位:納豆 18.2%
5位:肉・肉類 14.8%
6位:ヨーグルト 12.3%
7位:ハム 8.2%
8位:パン 6.4%
1位から7位は冷蔵しなければならない食品です。また、1位の牛乳や3位の卵などは1パックの量が多いものとなっており、使い切るには時間がかかってしまうものとなってます。納豆やヨーグルトは毎朝の朝食で消費できそうですが、朝ごはんを欠かさず毎日食べている人、特に若者では少ないかもしれません。

では、女子大生は、食べ物を保存する時にどんなことに困っているのでしょうか。周囲の周囲の女子大生に聞いてみました。
▼食べ物を保存するときに何か困った事はありますか?
・冷凍庫、冷蔵庫に入りきらない。冷やす必要がないレトルト食品などは便利だが、冷凍食品は特にたまりやすいため不便。
・食べ物を長期保存できるコンパクトな容器が欲しい。カレーなど作った鍋のサイズが大きいため、冷蔵庫にそのまま入れる事はできない。そのようなときに使える便利な容器が欲しい。
・冷凍すると美味しくなくなる。冷凍焼けしたり冷凍庫の匂いが食品についてしまうことがある。そのため、美味しさが落ちにくい食品があれば助かる。
・小麦粉や砂糖、米などの大きい袋を開けた後、どうしても密閉性がなくなっているように感じて、衛生的に悪そうで不安。開けやすく、閉じやすい袋だと嬉しい。
女子大生は保存する場所に困らないような食品を求めていることがわかります。一人暮らしの人は大きい冷蔵庫ではない上にキッチンも狭く、尚更収納に困っています。また、一度に沢山の食材を使うことが少ないため、長持ちしやすく、保存しやすい包装容器を強く求めていることが伺えます。
一人暮らしならば小さい小麦粉や米を買えばよいのでは?と思うかもしれません。なぜ一人暮らしの人が大きいサイズを買うのかというと、小さい商品を何度も買うより安く済むからです。「大容量サイズでも品質が下がりにくい食品や包装容器だと助かる」とのことです。
これから先は、「家の収納を圧迫しない」と「保存しやすい包装」がキーポイントとなるかもしれません。
