こんにちは、女子大生マーケティング部3年の行時です。まだまだ暑い日が続いていますが、店頭には、早くも秋物の洋服が増えてきました。雑誌「steady.」8月号で、読者のOL1000人を対象に洋服についてのアンケートを取ったところ、以下の結果が分かったそうです。
▼オフ服はどのくらいの金額で購入しますか?
・3,000円以内(55%)
・5,000円以内(42%)
・10,000円以内(3%)
洋服や靴は、タイに旅行に行くたびに購入。このスカートは、約600円!
「オフ服」というのは、OLの方がオフの日、つまり仕事(オン)ではない時に着る、カジュアルな洋服の事を言うそうです。女子大生にとっては、「普段着」ということになるでしょうか。OLの方と比べると、金銭的に余裕がないのではないかと思われる女子大生ですが、実際にいくらぐらいの金額なら、躊躇せずに欲しい服が買えるのでしょうか。聞いてみると、次のような答えが返ってきました。
・2000円くらいの安いインナーや、部屋着に使えそうなものはすぐ買う。メインとなる服は安くても被れそうなものとかは嫌なので、値段よりデザインで選ぶ!欲しかった高い服の値段が下がっていたら、多少高くても即買いする!(2年)
・3000円だと、ちょっと失敗してもいいかな、と軽い気持ちで買える。インナーにするキャミソールやタンクトップは、あまり外から見えないこともあり、がくっと値が下がって1000~2000円くらい。(3年)
・2900円なら即買う!3900円ならちょっと悩む。4900円なら考える。冬物は高くなるので仕方ないのけれど、夏服にはそんなにお金をかけない。(2年)
・4000~5000円あたり。その時々の貯金額によって変動する。(4年)
・夏だと4000円くらいだが、冬だと8000円とかになる。今シーズンしか着れないと思うと、どんどん出せる値段が下がる。(1年)
・5000円までなら欲しい!と思ったらすぐ買ってしまう。でも、一目惚れしたり、着回しがかなりきくと感じたり、また今シーズン10回は着るはず!と思ったら1万位は出してしまう。(2年)
学年に関係なく、およそ2000円~5000円までは出せる、と考えている人が多いようで、社会人の方とあまり変わりありませんでした。「女子大生と、洋服代。」では比較的高価な洋服について紹介しましたが、シーズンものや、部屋着は出来るだけ安くおさえたい!というのが本音のようです。しかし中には「2000円の安い服を買ったが、1回洗濯しただけで、もう着られないくらいダメになったことがあるので、もう安い服は買いたくない(3年)」という人もいました。そこで、安い服を買うことのメリット・デメリットはどんなことだと思うか、女子大生の考えを聞いてみました。
○メリット
・他にもたくさん洋服が買えるし、躊躇しないですぐ買えること!
・量をたくさん買え、さらに部屋着としても気軽に着れる
・色違いで買ってもいいかなと思える
・気を遣わずにたくさん着られる
・駄目になっても仕方ないと思える
・アウトドアなどで汚れる心配をしなくていい
○デメリット
・高いものの方が、デザインが可愛い
・デザインが安っぽく見えることがある
・安っぽく見えることが多い
・生地が薄かったり、縫い目が粗かったりの質が気になってしまうこと。1回洗って伸びきってしまって着れなくなったことも…
・洗うとすぐ色落ちしたりする
・人とかぶりやすい気がする
・必要性を考えずに買ってしまうことがある
女子大生は、実は結構洋服の質にも気を遣っているようです。「すぐに色落ちしたり、縫い目が粗かったりするのが気になって、二度と着なくなってしまった」という人もいました。質が良くて、安い服が理想なのですが、なかなかそんな上手な買い物は出来ないものです。そこで、私の周りの女子大生は「欲しかった高い服の値段が下がっていたら、多少高くても即買い!」したり、「ルミネカードは10%オフの時があるので、買いたいお店がルミネに入っている時は、路面店ではなくルミネに行って買う」ようにしているそうです。
また、今回話を聞いた友人の女子大生の中には、「お正月でなくても、時々洋服の福袋をやっているお店があり、値段以上のものが入っていることが多いので、そこで買い物をすることも多い」という人もいました。普段着なれているお店やブランドの洋服だからこそ、安心してその福袋も買えるのかもしれません。少しシーズンがずれた商品でも、質がよいものを、少しでも安く買えるというのは、とても嬉しいことです。シーズンの終わってしまった洋服でも、普段よく買い物に行くお店やブランドが、こんな福袋をやっていたら、思わず買ってしまいそうです。インターネットで買えれば、わざわざお店に出向く必要もないので、もっと便利に感じるかもしれませんね。