皆さんこんにちは。女子大生マーケティング部2年の林です。
新型コロナ騒動によって家で過ごす時間が増え、時間の使い方も考えることが多くなりました。語学学習に取り組む学生も多いようです。
マイボイスコム株式会社が2020年に10代〜70代の男女10,246名に対して行った『英語教育』に関する調査結果を発表しています。
▼どのように英語の学習をしていますか?
・YouTube などの動画を見る 44.8%
・教材・テキスト購入する 39.6%
・英語/英会話スクールに通う 35.4%
同調査で「現在、英語の学習をしている」と答えた人は全体の19.2%。動機には「海外旅行で現地の方とコミュニケーションを取りたい」(70.8%)、「キャリアアップ・転職活動のため」(55.2%)などを挙げる方が多い様子。
そしてその学習方法は、「YouTubeなどの動画を観る」が教材購入や英会話スクールに通うことよりも上回る結果となっています。
英語を学ぶ女子大生は、英語学習に対してどのように思っているのでしょうか。英語学習をしている周囲の女子大生にアンケートを行いました。
●女子大生の声
▼英語学習には、どのようなサービスや機能が欲しいですか?
・動画配信サービスの英語字幕の翻訳機能。海外の映画やドラマを視聴する際、分からない単語を一旦止めて、または別デバイスで調べるのが面倒。
・ 同じ趣味を持つ人と話せる英会話カフェ。英会話カフェは既にあるが、初対面の人と趣味以外の話を英語でするのはレベルが高いと感じる。
・ もっと気軽に友達になれるようなアプリ。今ある言語学習交換アプリは、相手の素性が分からなく深く関わることができない。
・ オンデマンドのオンライン授業の効率の改善。今はすでに知っていることの重複になったりと、こちらのニーズに合っておらず効率が悪い時がある。
・お手頃な料金の英会話スクール。どこも高い。
・日本語の仕組みと比較した英語の違いを分かりやすく説明してくれる文法の参考書が欲しい。暗記がメインのものはやる気が起きない。
・オンライン授業中に回線が切れることが不便。シャドーイング機能を多く練習できるアプリが欲しい。
・初心者にとってその場で理解して英語で答えるのはハードルが高いと感じる人もいる。オンライン上で世界中の人にメッセージが残せる掲示板のようなツールがあれば、調べてきちんと理解しながら答えることができると思う。
英語学習ツールに非効率を感じている女子大生が多いことが分かります。効率的に翻訳できること、効率的に相手の素性が分かること、効率的に適切な授業が受けられることなど、もっと効率的に学びたい学生が多いようです。
英語を使った仕事がしたい、海外の大学に留学したいなど、様々な理由で英語を学んでいる彼女たち。英語学習により効率的な機能を備えることが、より多くのグローバル人材を生み出す契機となるようです。