こんにちは。女子大生マーケティング部4年の八木原です。春には満開だった桜も、今ではすっかり青々とした葉を茂らせていますね。いよいよ木陰が嬉しい季節になってきました。今回はこんなランキングをご紹介いたします。(朝日新聞be on Saturdayより)
▼ベランダで育てやすい野菜ランキング
1位:ハツカダイコン
2位:ミニチンゲンサイ
2位:ワケギ
4位:ミズナ
4位:ルッコラ
ベランダで育てるということで、場所をとらず育て方も複雑でない野菜が多そうですね。自分で世話をする楽しみ、成長する楽しみ、実を結んだ楽しみと、動物ほど手がかからずに手軽に育てる楽しさを享受できそうな植物。1度始めれば責任感も身につきそうですが、女子大生の身近に植物の存在はあるのでしょうか。女子大生の植物事情を伺ってみました。
まず植物を現在育てているかどうかでは、1人暮らしの女子大生のほとんどが何も育てていないということでした。理由としては以下の声が。
・すぐに枯らしてしまいそう。
・植物がなくても生活できちゃうから。自分にとって植物は嗜好品かも。
・置く場所がない。(部屋に日が当たらない)
・世話が面倒。
・枯れてしまった後の処理に困りそう…。外に投げる(!?)かゴミ箱に捨てるか。
・まだそこまで興味がわかない。女の子らしいと思うけど…。
そもそも植物自体への興味がまだそんなに高くないと言え、その関心の薄さ、経験の乏しさゆえに「枯らすだろう」という前提が生まれているのかもしれません。育てていると答えてくれた人も、実家であったり、人からの貰いものであるから一応育てているが、ほとんど世話のいらないサボテンだから、1人暮らしの自分でも置いておけるのだと答えてくれました。
また、現在育てていない人に今後育てたいかどうかなどを聞いてみたところ、「枯れた後の土の処分や、虫が来たら…などを考えると、今後も育てることはないかも」という意見や、「育てやすいものであれば育ててみたい」といった、やはり「枯らしてしまうことがあるかもしれない」という状況を避けたい意思が働いているようでした。
サボテンを育てるケータイゲームがかつて流行っていたことも…。
植物を自分で育てる(現在育てている人も)としたら、購入のポイントは何になるかも尋ねてみました。
・世話の方法や花の咲く時期などが一番大きい。
・かわいさ!小さめでどこにでも置ける、かわいい鉢植えがいい
・お手入れが簡単なもの、育てやすいもの
・高くても2000円までのもの
・花や実がなる、達成感のあるもの。
・部屋が狭いので、置きやすさとして小さいものが良い。
・鉢がかわいいものがいい。おしゃれなかんじ。
もしも動物を育てるとしたら、「死なせてしまうかもしれない」とはあまり考えません。けれども同じ生き物である植物に対しては、「枯らしてしまうかもしれない」と考える。動き回ったり水を求めて鳴いたりしない分、動物よりも気軽に育てることができるものの、その分責任感を感じにくい、といったこともあるような気がします。女子大生にとって、その植物は「あなた」なしでは枯れてしまうから、きちんと世話をすること、といった前提条件が理解しやすいこと、また1人暮らし向けや、ビギナー向けといった区分けをしてもらえると、今後植物を手にとってみようという人が増えるかもしれません。