こんにちは。女子大生マーケティング部3年の飯塚です。
「就職活動は恋愛に似ている」とよく言われています。確かに、異性にも様々なタイプがいるように企業も一社一社求めているものや視点が違うなー、と私も感じるようになりました。恋も就活も、一筋縄ではうまくいかないものですね(笑)しかし、「就活バイブル本」がたくさん出ているのと同じく女性誌には多くの「モテるテクニック特集」が組まれています。今日はそのひとつを抜粋します。(ViVi4月号より)
▼即効魔性テクRanking
1位:さりげな~いボディタッチ!
2位:質問&聞き上手!
3位:モテたいオーラを“あえて”出さない!
「モテるオヤジ」がテーマの雑誌「LEON」。若者商品にはよく使われる宣伝文句な気がしますが、オジ様たちをターゲットにするとは…!
「モテる」を筆頭に「魔性」「小悪魔」という言葉も根強く残っているようですが、最近はこのような特集を見ても自分の行動の参考にするのではなく、「凄い女の子がいるなぁ」と読み物として楽しんでしまいます。周りの女子大生の間でも、「どちらかと言えばモテたい」と思っている人は多いようですが「モテる」という言葉に対するイメージは様々でした。
・買った雑誌にモテテク特集があると、「まさか~」と思いつつも読んでしまう。
・雑誌の表紙にでかでかと「春は●●でモテる!」などと書いてあると、購入や立ち読みの際にちょっと恥ずかしい。
・香水のポップに「モテる香り」と書かれていたが、「それってどんなだ!?」と疑問が。
・最近、ファッションは皆自分が着たい物を選んでいると思う。「モテる」はあまり考えていないのでは?
・男性ファッション誌の「女性にモテるテク」を読んだことがあるが、絶対間違っていると感じた。男性も女性誌を見てそう思うんだろうな。
・周りの女の子の素敵な行動を見て参考にすることはある。
・恋愛マニュアルのようなタイトルの本で、中身は著者の人生を綴ったエッセイのようなものがよくある。なんだか損をしてしまっている気がする。
これは私の周りの意見ですので多少偏りはあるかもしれませんが、「万人にモテることなんてない!」と冷静に捉える女子が多数いるように感じました。「モテる」と言われると確かに気になるけれど、購買意欲にまで繋がるかどうかは微妙なようです。普段の会話からも「恋のことで頭がいっぱい!」という女子大生はあまりいないように感じます。
しかし、「好きな人にモテればそれで良い」という声もあり、特定の恋人や好きな人の発言を参考にしてしまうという人は多いようにも思いました。ガツガツした印象の「モテる」ではなく、「作ってあげたい彼ご飯」などと言った、なんだかほっこりしてしまうタイトルが人気なのも納得できるなと感じました。