こんにちは。父の部屋から拝借して初めて読んだ少年漫画は「うる星やつら」、小学生時代に読んで今も忘れられない少年漫画は「北斗の拳」な、女子大生マーケティング部3年の清水です。今回は男漫画(略しておとコミック)=少年漫画+青年漫画について、こんなランキングを見つけてきました。(metropolitana1月号より2009年11月のコミック検索端末による検索数)
▼検索された、おとコミック1位:「聖☆おにいさん」
2位:「とある魔術の禁書目録」
3位「JIN-仁-」
4位:「GANTZ」
5位:「賭博目次録カイジ」
1位の「聖☆おにいさん」に関しては「このマンガがすごい!2009」のオトコ編のランキングで1位を獲得、「このマンガがすごい!2010」でもトップ10入りしている人気ぶりです。昨年から映画化やドラマ化、アニメ化した作品も2、3、5位にランクインしました。メディアで紹介されると、「どんな漫画かな?読んでみようかな」と思って検索する人が多いのかもしれませんね。
それではここで、友人から推薦して貰ったおとコミックを彼女達の感想付きでご紹介をします。上記のランキングに載ってはいないものの、現在連載中の人気作品ばかりが挙がっております。なお、気になった作品がありましたら、ハイパーリンクから直接飛んであらすじをご覧下さい。
・冨樫義博先生の「HUNTER×HUNTER」
…気楽に読む感じではない。暇で何もすることがないときに読んだりしている。
・荒木飛呂彦先生の「ジョジョの奇妙な冒険」
…登場人物が何しろ濃い。格好いい。ポーズやセリフを真似したくなる。
・ひぐちアサ先生の「おおきく振りかぶって」
…等身大の高校生達が真剣に野球をしています。応援したくなる!
・荒川弘先生の「鋼の錬金術師」
…等価交換、戦争、政治。考えさせられることがある。
・PEACH-PT先生の「ローゼンメイデン」
…何しろ姉妹のドール達が可愛い。少年誌に移動したことがビックリ。
こうして見ると、青年漫画はあまり読まれていないかもしれません。また、少年誌の中でも女性向けに書かれた作品やアニメ化された漫画は手に取りやすいのかなと感じます。家族に兄弟がいる子の方が少年漫画にも詳しかったりしますし、女子大生は意外に多くの子がおとコミックを読んでいるようです。
元テロリスト兼メイド、ロリメイド、女子高生兼ヤクザの頭、シスター兼CIA、運び屋、元ソ連兵兼ロシアン・マフィア…「BLACK LAGOON」は女性の勇ましさに惚れ惚れします
また自薦するおとコミックも、私の一言付きでご紹介もします。なんとなく、友人達よりも愛読している作品にバトル系が多いようにも感じました。
・三浦建太郎先生の「ベルセルク」
…ファンタジー漫画と括ってはいけない気がする。作者の頭の中を覗きたい。
・広江礼威先生の「BLACK LAGOON」
…悪党か小悪党しかほとんど出てこない。本当にこの街はタイに実在していそう。
・藤田和日郎先生の「月光条例」
…童話に一言申す!こんな結末の方が良いんじゃない?と提起している気がする。
・よしながふみ先生の「きのう何食べた?」
…主人公達の関係が特殊だけどさらっと読める。美味しそうな料理のレシピが盛り沢山。
・森薫先生の「乙嫁語り」
…19世紀中央アジアでの嫁入り話。夫12歳、嫁20歳という設定は初めて見た。
いかがだったでしょうか。女子大生の中には少女漫画しか読まない!という子ももちろんいますが、おとコミックも愛読している子が多いことを改めて知りました。また、オススメのおとコミックを調査しているうちに、大学で友人に貸して貰う、兄弟が購入した漫画だから一緒に読んでいる、満喫で読むなど、直接自分で買わなくても出会いの場が多いようです。もし女子大生と話す機会があれば、「○○って漫画読んだことある?」と漫画の話をするとコミュニケーションをとりやすくなるかもしれませんね。