こんにちは。女子大生マーケティング部3年の宮本です。先月、母の実家に帰省した際に祖父がとうもろこし刈りをさせてくれました。祖父とたくさん会話もできたし、とうもろこしを15本も持ち帰ることになって、お盆のいい思い出になりました。(朝日新聞アスパラクラブ会員アンケート)
▼農業をしたいと思ったことがありますか?
・ある(24%)
・ない(76%)
「ある」と答えた人が意外と少ないのに驚きました。いつもは農業に無縁な生活を送っている女子大生にイメージを聞いてみました。
・自分が食べられるもの(野菜など)を自給自足するのは理想的。
・品種改良に携わってみたい。
・長年続けていくものなので、軽い気持ちで始めないでほしい。
・農家に嫁ぐことになるかも。他人事ではない状態。
農業への現実的な認識は、他の業界に比べそれぞれの置かれた環境(学部・出身)によるものが大きいのではないかと思います。
外の皮のついたままの野菜も、あまり日常ではみかけません。
職業として、ではく就労体験という観点からはどう考えるのでしょうか。求人サイトで農家からのアルバイト募集がかかる時期があります。これは出荷前の繁忙期などに1か月程泊まり込む形態のものです。私の周りには、実際にこのアルバイトをした子はいませんでした。あまり関わる機会のない場の上家の手伝いとは異なる立場で働くことができるという点から、体験自体が良いと思う人もいるようですが、それでもなぜ参加しないかというと、以下のような理由があるようです。
・丸1日、連日働けるか不安。他のやりたいことができない。
・募集の期間が長くスケジュールがあわない。一時帰宅を柔軟に対応してもらえないか。
・女の子単身で長期に行くのを親に止められた。
JAによる短期や通いタイプのアルバイトの斡旋もあるといいますが、女子大生にはまだまだ身近とは言えない業種です。1日体験規模までいくと物足りないでしょうが、もう少しコンパクトな受け入れ体制があると気軽に実行できるのかもしれませんね。