こんにちは、女子マーケティング部3年の清川です。東京メトロを利用すると、「○○でやろう。」と書かれた黄色と黒のマナーポスターを必ず目にします。○○の中は毎月変わるようで、今月は「渚でやろう。」先月は「後でやろう。」と、電車内で見かけることのある日常がうまい具合に風刺されています。それについてTHE NIKKEI MAGAZINEで特集がくまれていました。車内での行為でどこまで許せるか、その境界線を探る調査もされています。今回取り上げたいのはこちら。
▼(電車内での)「身だしなみ」の境界線
・メークするのはマナー違反(84%)
・マニキュアはマナー違反(84%)
・化粧なおしはマナー違反(77%)
・髪をとかすのはマナー違反(69%)
・口紅を塗るのはマナー違反(66%)
・あぶらとり紙はマナー違反(35%)
・リップクリームはマナー違反(20%)
黄色いこのポスター、誰でも一度は見かけたことがあると思います。
リップクリームもマナー違反と思う人が20%、そして口紅となると66%に跳ね上がります。個人的にはリップも口紅もそこまで違わないと思ってしまいます。周りの女子大生にも電車内でのお化粧についてどう思うか伺ってみました。
<境界線はどこまで>
・ファンデーションを直す程度まで
・テカリをおさえるくらいまで
・リップ系まで
・ちょっとした化粧直しまではよいが、マニキュアは臭うから絶対によくない
<シチュエーションはどこまで>
・ボックス席でさっと直す程度まで
・ほとんど人がいない車内や、スペースが区切られているバスの車内
・かがんだり、手にファンデーションを取ってバレないようにする
人によってばらつきがあるようです。また、電車内での化粧についてどう思うか意見をいただきました。
・周りのひとに呆れたように見られているのに堂々と化粧しているのは見苦しい
・化粧という行為も不愉快に感じられていることを知るべき
・自分自身も化粧中の顔は見せたくないし、化粧は人前でするものでない
新宿の有料トイレ…有料であっても綺麗な空間ならば使用したくなります。
マナーについての境界線は十人十色。相手のことを思いやり、誰からみても不快に思わない行動を心がけることが必要なのでしょう。最近は、手を洗うスペースとは別にパウダールームのスペースが設けられている駅のトイレもあります。駅のトイレは綺麗なら利用することもある、という声もあがりました。「女子大生と、化粧直し。」にもありましたが、なるべく相手から見られずに化粧ができる空間が身近にあれば、一番ありがたいのかもしれません。