こんにちは。女子大生マーケティング部4年の松浦です。
検索サイトを利用したとき、検索結果の他にネット広告が表示されるのをご存知ですか?入力したキーワードと関連したスポンサー企業を自動的に表示する、検索連動型広告というシステムだそうです。雑誌「宣伝会議」が、10~50代以上それぞれの年代のインターネットユーザー1091人対象にアンケートを行った結果がこちら。
▼検索サイトで検索結果の右側や上部に表示されている広告リンクをクリックしたことがありますか?
・ある:72.78%
・ない:17.32%
・分からない:6.78%
・広告が検索結果として表示されているのを知らなかった:3.12%
▼検索連動型広告は役に立っていると思いますか?
・とても役立つ:2.64%
・役立つ:14.11%
・どちらかといえば役立つ程度:45.34%
・あってもなくてもよい:32.62%
・ない方がよい:5.29%
リンクをクリックしたことがある人がなんと7割強。こうした広告は利用者にとって重宝しているのかも。
ネット広告といえば、検索連動型広告の他によく目にするのがバナー広告。検索サイトだけでなく、あらゆるサイトに表示されています。大きさも様々で、動画が流れるものもあります。そんなバナー広告について女子大生はどう思っているのでしょう?
・好きな俳優が載っているバナーはついクリックしてしまった
・ストーリー性のあるバナーは最後まで見てしまう
・クイズの答えや診断結果が書いてあるものはクリックしたことがある
・バナーが大きくて、間違えてクリックしてしまった
実際にクリックしたことのある人は多いようです。こうした広告は、探していたサイトではなくたまたま見つけたサイトに飛べる意外性があって面白いという意見もありました。また、SNSのように利用者の年齢や性別がわかる場合は、それに合わせた広告を使っていることが伺えます。検索連動型広告と同様に、ターゲットを絞ったネット広告が考えられているんですね。
ところでターゲットといえば、女子トイレ個室内の広告は100%女子向けですね。
ケータイサイトで、無料着メロをダウンロードする条件としてスポンサーのリンクをクリックするというものを使ったことがあります。このようにリンク先へクリックを誘導するには様々な方法がありますが、飛んだ先のページでいかに見る者を惹きつけるかどうかが重要なのかもしれません。今後はどんなネット広告が生まれるのでしょうか。