こんにちは。女子大生マーケティング部2年の多賀です。
女性は月に1度やってくる不安定な生理周期と向き合っていかなければならず、生理休暇事情は女性がキャリアを考える上でとても気になることです。
岡本株式会社が2020年2月に20代〜40代の働く女性634人に対して行なった「生理と冷えに関する悩みについてのアンケート」の調査結果を発表しています。
▼生理中、冷えが気になりますか?
・とても気になる 21.3%
・まあまあ気になる 37.1%
・どちらともいえない 17.8%
・あまり気にならない 15.3%
・全く気にならない 8.5%
生理中に「冷えが気になる」と答えた方は合計で半数を超えており、多くの女性にとって職場や外出先などの冷えの問題は大きいことが分かります。
女子大生の皆さんが生理のときにどんなことで困っているのでしょうか。そしてその時にどんなことがあったらいいなと感じるのでしょうか。女子大生に聞いてみました。
●女子大生の声
▼生理の時に困ることは? どんなことがあればいい?
・トイレにポーチを持って行くと「いかにも」感が出てしまう。もっと見た目がかわいく、分かりにくい生理用品があるといい。
・生理用品を使用する際に音が出てしまうのが気になる。ビニールの製品が特にそうなので、音の問題を解消できないか。
・ナプキンを持っていなかった時に困るが、他の人に声をかけるのは恥ずかしい。聞きにくい雰囲気がなくならないか。
・コンパクトなものは便利だが、吸収性が低い。しかし吸収性を求めると嵩張ってしまう。
・月によって腹痛の度合いが変わるため、準備がしづらい。自分にしか痛みがわからないので人にどう助けを求めて良いか分からない。
・毎月重いタイプなので、やるべきことをするのがつらい。バイトや部活の時に体を動かす時に効く薬やズレ防止策が知りたい。
・生理によって気持ちが不安定になる。家族や彼氏に当たってしまうことがある。
大きく分けると「生理用ナプキンについての意見」と「自分の体調や気持ちの面」についての意見の2つに分けることができます。
生理用品はこれからも機能面で進化していきそうですが、自分のつらい体調や気持ちの問題は周囲の同意や協力が必要になっていきます。
生理休暇が申請しやすい職場であるかどうか、生理休暇を取ると言いやすい仕事であるかどうか、ということも女子大生にとってはこれから就職する企業を選ぶ大きなポイントになりそうです。