こんにちは。女子大生マーケティング部3年の小堀です。私の周りでは今の時期TOEICを受け始めている子が多いようです。コクヨグループは2011年1月に行なった「資格に関する意識調査」の結果を発表しています。
●「取得にかかわらず興味を持っている資格」ランキング(複数回答)
1位:アロマテラピー検定・アロマコーディネーター (15.5%)
2位:野菜ソムリエ (15.3%)
3位:パソコン検定 (14.0%)
4位:カラーコーディネーター検定・色彩検定 (13.8%)
5位:TOEIC・英検 (13.3%)
1位はアロマテラピー検定、2位は野菜ソムリエと、ビジネス技能ではない資格に多く興味が集まっているようですね。
授業の合間に資格の勉強!
それでは、女子大生はどのような資格や検定に興味を持っているのでしょうか?私の周囲の女子大生たちに、理由も合わせて聞いてみました。
・アロマテラピー検定。無性にラベンダーの香りを欲したときに、どれがいいのかわからなくて困った。そのときにもっと詳しく知っていればと思った。
・韓国語検定。将来は韓国人の旦那様がほしいので、韓国語を勉強したい。
・野菜ソムリエ。健康的な食事がつくれるようになりたい。
・保育士。子供がすきだから。
・色彩検定。持っていると言えたらかっこいいし、何かをデザインするときなどに知識が活かせそう。
・旅行者業務管理者。自分が旅行へ行くときに役に立ちそう。
やはり将来の仕事のためというよりも、自分自身のために勉強してみたい、といった様子。しかし、現時点でこれらを勉強したことがある人はおらず、「その時間があったらTOEICや就活に使えそうなものを勉強する」「教科書代が高い」という理由が挙がっていました。その資格の知識や技能が、より実用的な場面で活かせるとしたら、英検や簿記などのように真剣に取り組む人が増えるのではないでしょうか。資格や検定の裾野を広げるためには、そんな場面作りも大事なのかもしれません。