こんにちは!女子大生マーケティング部2年の大野です。節電が叫ばれている昨今、昼間にテレビもパソコンも付けずに本を読むのが自分流の節電法ですが、『日経WOMAN』2011年4月号には、平均年齢35歳の同誌読者1293人に聞いたという、読書に関する次のようなアンケート結果が発表されています。
●今バックの中に入っている本は?1.小説・エッセイ 188人2.ビジネス・自己啓発書 153人3.テキスト・問題集 81人
日向ぼっこしながら本を読みたい!
周囲の女子大生に、次に読む本をどうやって決めているのかを尋ねてみました。
・好きな芸能人のコミュニティ(mixi)に入って、「この本の主人公が○○(芸能人)っぽい!」という紹介を読んでその本を買う。主人公を好きな芸能人に見立てながら読む!あと、流行のものはチェックする。
・ブックオフでタイトルや表紙の絵を見て選び、買いだめする。気になる新作も、古本になってから買う。大きいハードカバーはいやで、ちょっと出版が遅いけど文庫本になってから読む。
・アマゾンのブックレビューなど周りの評価を見て決める。
・暗い気分のときは明るい内容の本を、という風に、その時の気分によって選ぶ。本屋さんの好きな作家さんのコーナーから選ぶ。
・本屋さんのおすすめなどが描かれたポップを見る。手書きだとより親近感がわく!
・帯や表紙の絵、作者のあとがきなど、説明文をいろいろ読んでから決める。
・授業での紹介や、電車や新聞の広告を見て、図書館で借りる。お金がかかるので買うことはないかも。
・図書館で座って読みたい!表紙とタイトルで選んでしまう。
・好きな作家の出した本は全部そろえたい!古本でもよいので、軽くて小さい文庫本を全部そろえている。
お金がないために、文庫本を選んだり、買わずに図書館で借りるという人も多い中、大別すると、表紙の絵など外見で本を選ぶ人と、説明や要約を読んで内容で決める人に分かれました。 意外だったのは、友達から勧められた本を読んでいるという人があまりいなかったこと。周りの評価が気になっても、「本を自分で選ぶ」という行為自体が楽しみの一つになっているのでしょう。
本の近くに貼ってある「店員さんのおすすめ」や「売れ筋ランキング」などが描かれたポップが気になって本を手に取る女の子も多いようです。
本の近くに貼ってある「店員さんのおすすめ」や「売れ筋ランキング」などが描かれたポップが気になって本を手に取る女の子も多いようです。
その日の気分が「本に影響される」という人もいるほど、女子大生の生活に密着した読書。最近電子書籍が台頭している中、表紙の絵や本屋さんの手書きのポップなど、紙媒体の本独自の特徴が、女子大生の本離れを防いでいるのかもしれませんね!