こんにちは。女子大生マーケティング部3年の飯塚です。
世間では不況不況と騒がれていますが、社会人の方からは「学生は不況をあまり実感しないでしょう?」とよく尋ねられます。確かに、本格的なアルバイトをしたり生活費のやりくりを考えたりし始めたのが大学生になってからだった私は、経済の動向を体感して来たとは言い難いかもしれません。しかし、物価については、今までと比べて安いと感じることは多々あります。女性誌WITHには以下のようなアンケート結果が掲載されていたので、紹介します。(WITH3月号「日常の中でデフレを感じるときは?」より)
▼「物価が安い!」と実感することはありますか?
・はい(59%)
・いいえ(41%)
特集の中では1000円を切るデニムやスーパーの格安弁当などが挙げられていましたが、これらは女子大生も同じように感じている様子です。しかし、周りの女子大生の間では、物価が安くて嬉しい反面、心配になることもあるという声が。具体的にどんな点か、紹介します。
スーパーで安い食材を見てから夕飯を考えるのも常識?
・ファストファッションの店がどんどん増えていること。不況が終わったら売れなくなるのでは…?
・テレビで、工場で働く中国人の方が「こんな粗めの縫い目じゃ中国人も買わないのに、日本人は凄いね」という発言しているのを観たとき。
・破格と感じられるエステの値段を見たとき。薬品やサービスなどが削られているのでは、と感じる。
・輸入品の食材がびっくりするほど安い場合。安全性や、生産国での人件費などが気になる。
・エステや旅行、ケータイなどの値段があまりにも安いと、オプションで何か付けなければならないんじゃないかと疑う。
その他、商品は様々でしたが安全性、現地で買われた値段、本当にその価格だけで済むのかを気にするという意見が多数。値段が低い理由がわかると、安心して購入できるきっかけに繋がるかもしれません。
また、「不況、デフレと騒がれ過ぎて、お金を使うのを避けるようになっている気がする」という人もいました。冒頭でも述べたように、よくよく考えてみると、私達女子大生は不況で困った現実を目の当たりにしているわけではないような気がします。にも関わらず女子大生にも不況のイメージを植え付け、値下げ商品ばかりが宣伝されるのは、少し勿体ない気もしてしまいますね。