こんにちは。女子大生マーケティング部の八木原です。先日男の子とカラオケに行った際、懐かしのアニメソングを歌ってみたところ意外なほど食いつかれたことに驚きました。今回、こんなアンケートをご紹介します。(朝日新聞be on Saturdayより)
▼もう一度見たい平成のアニメ
1位:「千と千尋の神隠し」
2位:「魔女の宅急便」
3位:「もののけ姫」
4位:「紅の豚」
5位:ブラック・ジャック
ジブリ作品の圧倒的な快挙となっていますが、年齢を問わず誰もが安心して楽しめる点が良かったのではないでしょうか。そこで女子大生のアニメ事情を伺ってみました。まずはアニメに対するイメージです。
・意外と身近なもの。人気漫画のアニメ化も行われているし、ジブリが好きな人は多そう。
・最近は割とブームになっている印象。オタクっていうイメージはない。周りも「名探偵コナン」や「クレヨンしんちゃん」の映画を毎年見ていたりする。
・家族が出てくることが多いし、暖かいイメージ。
・それが一般的かと勘違いするほど周りにアニメ好きな人が多く、サークル内では人気アニメ「けいおん!」キャラの人気投票まで行われていた。
・BGMやOP映像などオシャレなアニメもあるんだなぁと感じた。
・アニメのイメージはいろんな人が観ているものという感じ。アニメの種類によってイメージが大きく変わってくる。そのアニメを好きな層がどのような人なのかというのもイメージになっている。
普段アニメを見るという人も、全く見ないという人も、アニメに対して否定的な印象は少ないようです。見る作品としてアンケートに挙がってきた作品は、「ジブリシリーズ」「ディズニー」「名探偵コナン」「クレヨンしんちゃん」「ワンピース」「サザエさん」「あたしンち」「ちびまるこちゃん」などがあり、やはり国民的、お茶の間アニメといった作品が優勢な印象です。中には「ガンダムシリーズ」や「新世紀エヴァンゲリオン」を良く見るという人も何人かいて、少し前だったらマニアックなイメージを持たれがちだった作品も、今では抵抗なく女子大生に受け入れられ、公言することができる存在になっていることがわかりました。
エヴァ好きな友人からもらったライターと、自分で買ったチロルチョコケース。
またアニメは1人で見る人が多く、どちらかと言えば大衆的なアニメを見る人はテレビやDVDをレンタル、少しつっこんだ作品やお勧めされた作品を見る人はインターネットの動画サイトで見る、といったことが多いようです。
最近ではアパレルとアニメのコラボ商品が出たりと、どんどんアニメが隠れたファンのものだけではなく、前面に出てくることが増えたと感じます。アニメを普段見ない、コアな作品はわからないといった人にも、コラボ製品から作品に入ってもらったり、現在人気のアニメランキングなどがあれば気軽に作品に興味を抱いてもらったり、アニメと接触する機会が増えそうです。またスマートフォンの普及などにより、動画を手軽に見やすくなったことで、今後女子大生が1人1アニメを持ち歩くなんてことも実現するかもしれません。