こんにちは。女子大生マーケティング部の久原です。
最近、家計簿をつけるために財布の中身を整理していたところ、有効期限が切れているポイントカードが大量に出てきました。「得するかも?」と思い、ついつい作ってしまうポイントカード。PHP研究所THE21では、よく利用するポイントサービスについて20歳以上の男女対象に調査した結果が以下のように発表されていました。
▼身近なポイントカードはどこで使う?
1位: 家電量販店・カメラ量販店(81.8%)
2位:ドラッグストア(62.3%)
3位:スーパーマーケット(58.6%)
4位:携帯電話キャリア(51%)
5位:CD・DVD販売ショップ(41.7%)
6位:デパート(39.6%)
7位:ヘアーサロン/理・美容院(35.1%)
8位:パン屋・ケーキ屋(34.3%)
9位:ガソリンスタンド(32.5%)
10位:航空会社(32%)
周囲の女子大生12人にもポイントカードの所持数を尋ねてみたところ、平均で13枚という結果に。最も少ない人は2枚でしたが、中には40枚ものポイントカードを持っている人もいました。お店のジャンルや利用する頻度によっても、使うカードは様々なようです。
どこのお店のカードかわかりますか?
ポイントカードを作る理由は、
・少額の買い物でも必ずポイントがつくお店は用事がなくてもポイント目当てで行くことがあるし、何かしらお店を利用しようという気になる。
・還元率が高いカードや有効期限がないカードはとりあえず作っておく。
・サークルの飲み会などで幹事をすることが多いので、カードを作って割引を利用する。
一方、ポイントカードを持たない人は、
・財布がかさばるし、どのカードをどこにしまったかが分からなくなるから。
・自分が欲しくないノベルティが特典になっていると、ポイントを貯める気がしない。
・よくよく考えると頻繁に利用するお店ではないので、衝動的にカードを作るのは辞めている。
とのこと。ついでに、貯めたポイントの使い道(特典)で嬉しかったサービス・不要なサービスも聞いてみました。
<嬉しかったもの>
・ワンドリンク、またはデザート1品サービス。メニュー表で金額が明確化されているので、無料になったというありがたみを感じる。
・コンタクトを購入した際にもう1箱サービスしてくれた。金額が高い為お得感があった。
・タクシーでQUOカードをもらった。現金還元ということもあり、実用的なものに使うことが出来るので嬉しかった。
<嫌だったもの>
・せっかくポイントを貯めたのに、50ポイント利用で抽選権をプレゼントという特典。ハズレなし!というわけでもなく、結局何も当たらず損した気分に。
・ポイント総額が5000円以上するのに、ノベルティが油とり紙(入浴剤)だけ。
・メールマガジンに登録してポイントを貯めていたが、有効期限が短くて利用できなかった。
・化粧品売り場で。試供品をくれるのはいいが、自分の皮膚に合うか分からないものをもらっても困る。どうせなら割引券が欲しい・・・
限定モノに弱いのかもしれません。
好きなブランドのノベルティをゲットするため、ポイントを貯める人が多いのでは?という予想に反し、実際は金券や割引など”現金還元”に好感をもつ女子大生が多いようです。今後はお店側の利益だけでなく、私達消費者側にとってもお得なポイントサービスの特典が増えてくれば、リピーターもどんどん増えていくかもしれませんね。